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2016年9月22日
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296 :鼻毛山抜之介:2009/05/15(金) 01:34:55 ID:pk0kfXsq0

もう15年以上前、自分が地方の大学生だった頃の話。

友人のタケ(仮名)が中古車を手に入れた。

自分たちが住んでいたのは田舎だったので、車が無いと不便ではあったが、

まだ2年生だった自分たちの中で、車の所有率は高くなかった。

タケは嬉々として、毎晩のように自分たちを誘ってドライブを楽しんでいたのだが、

ある日、一緒のチームで実験をしている最中、「今夜は霊園に行ってみないか?」と誘ってきた。

俺の他に誘われたのは、同じチームのサダ(仮名)。

気は優しくて力持ち、東北出身の純朴な青年で軽く霊感持ち。

俺もサダもそういうことは大好きだったので、喜んで誘いに乗ったのだが、

これを同じチームのエディ(仮名:純日本人)が聞いていた。

こいつがちょっと面倒なヤツで、浪人と留年のせいで自分たちより3歳ほど年上。

そして何を勘違いしたのか、自分が学年の有力者として慕われていると思っており、

自ら名乗るエディという愛称を、嘲笑混じりに呼ばれ疎まれたりしていた。

そして、何よりも迷惑なのが、『自称霊感のある人』だということ。

「おい、オマエら霊園行くのかよ?」

「え、ええ。まぁ・・・面白そうなんでちょっと・・・」

タケが(しまった)という顔で答える。

「あそこはなぁ、マジでヤバいって!先輩の○○さんが事故ったのもあそこに行った後・・・」

散々、知ったかぶりの講釈を垂れた後、エディは言った。

「ま、何かあったら俺が何とかすっからよ。用心しながらついてこいよな!」

俺たちがまだ何も言ってないうちから、エディは勝手に同行することになっている。

それに、連れて行くのはタケなんだが。

297 :鼻毛山抜之介:2009/05/15(金) 01:37:21 ID:pk0kfXsq0

俺たちは無碍に断ることもできず、その夜は4人で霊園に向かうことにした。

夜8時、タケがそれぞれのアパートに迎えに来てくれ、大学近くの定食屋で夕食をとる。

そして4人を乗せた車は霊園に向けて出発。

この霊園なのだが、大学前を通る県道を町のはずれに向けて走っていくと、小高い山の中腹にぽつりと位置している。

正面のゲートを抜けると駐車場があり、その奥に斎場と管理事務所の建物、

それを取り囲むようにロータリー状のアスファルト道が一周し、道の外周に墓石が建ち並ぶつくりになっている。

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