
長編
ヒッチハイク コピペ
匿名 4日前
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めて下さい!!」
「は?」
「すみません、すぐ済みます!!」
「まさかここで降りるのか?まだ市街は先だぞ」と、しぶしぶトラックを止めてくれた。
この問答でカズヤも起きたらしい。
「どうした?」
「あれ、見ろ」
俺の指差した方を見て、カズヤが絶句した。朽ち果てたドライブインに、あのキャンピングカーが止まっていた。
間違いない。色合い、形、フロントに描かれた十字架…しかし、何かがおかしかった。
車体が何十年も経った様に、ボロボロに朽ち果てており、全てのタイヤがパンクし、窓ガラスも全て割れていた。
「すみません、5分で戻ります、5分だけ時間下さい」
とドライバーに説明し、トラックを路肩に止めてもらったまま、俺達はキャンピングカーへと向かった。
「どういう事だよ…」とカズヤ。こっちが聞きたいくらいだった。
近づいて確認したが、間違いなくあの変態一家のキャンピングカーだった。
周囲の明るさ・車の通過する音などで安心感はあり、恐怖感よりも「なぜ?」と言う好奇心が勝っていた。
錆付いたドアを引き開け、酷い匂いのする車内を覗き込む。
「オイオイオイオイ、リュック!!俺らのリュックじゃねぇか!!」カズヤが叫ぶ。
…確かに俺達が車内に置いて逃げて来た、リュック
が2つ置いてあった。
しかし、車体と同様に、まるで何十年も放置されていたかの如く、ボロボロに朽ち果てていた。
中身を確認すると、服や日用雑貨品も同様に朽ち果てていた。
「どういう事だよ…」もう1度カズヤが呟いた。何が何だか、もはや脳は正常な思考が出来なかった。
とにかく、一時も早くこの忌まわしいキャンピングカーから離れたかった。
「行こう、行こう」カズヤも怯えている。車内を出ようとしたその時、
キャンピングカーの1番置くのドアの奥で「ガタッ」と音がした。ドアは閉まっている。開ける勇気はない。
俺達は恐怖で半ばパニックになっていたので、そう聴こえたかどうかは、今となっては分からないし、
もしかしたら猫の鳴き声だったかもしれない。が、確かに、その奥のドアの向こうで、その時はそう聴こえたのだ。
「マ ー マ ! ! 」
俺達は叫びながらトラックに駆け戻った。すると、なぜかドライバーも顔が心なしか青ざめている風に見えた。
無言でトラックを発進させるドライバー。
「何かあったか?」「何かありました?」
同時にドライバー
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- アメリカなんかではヒッチハイクがよくあるって聞いたことあるけど、こんなにやばいヒッチハイクの体験談は始めてです。しゆか
- くわはらあゆむさんコメントありがとうごさいやす!!いもけんぴ
- 怖い
- 下ネタwwくわはらあゆむ