
長編
想像
匿名 2017年2月13日
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この話の読む時は、想像力をめいいっぱい働かせてみてください
これは、私が初めて友達とドライブがてら、心霊スポットに言った時の話です。メンバーが5人なので、それぞれ ABCDEとしておきます。ACBには、多少の霊感があります。
皆さんも、車の免許をとったらこれまで行ったことのないところに行ってみたくなりますよね? そんな出来心で私たちはとある廃病院の心霊スポットに行ってしまったのですが、実際に私は幽霊が見えなかったのですが、友達にその時の様子を聞い他内容です。
その日はみんなで予定を立て、カラオケ、夕食で解散の予定だったのですが、十時近くになってしまったということもあり、この時は五人いたのですが、そのうちの1人が「近くに廃病院の心霊スポットあるから行かね?」と提案し、みんな行こうと、張り切って心霊スポットに向かいました。
道中はよくこんなところに道路があるなと思うような山路で、街灯一つないところでした。 もうすぐつくという時に、Eが、「なんであんなところに女の人立ってんの?」と言い始めたのですが、私たちは、「ハイハイ、いつのもお約束ね笑
」と、軽く流す程度でした。 もちろん女がいると言ったやつも、まあ気のせい。 くらいにしか思っていなかったも思います。なんせこの時は誰も幽霊なんて存在しないと思っていましたから。
病院につくと、まさに心霊スポットと言わんばかりの雰囲気でした。 ガラスはすべてダンボールらしきもので閉じられていて、裏口の鍵が壊れているので、そこから入れるとAが言ったので、私たちは裏口から入ることにしました。
病院の中に入り、私たちはノルマとして、1人50枚の写真を撮る。連写は禁止というルールでノルマを立てて、三人と、二人に分けて病院の中を探索することにしました。
私は、Cと一緒だったのですが、「なにか見える?」と尋ねると、C「ここはすげーよ?俺そんなに霊感強くないはずなんだけど、くそはっきり見えすぎて怖いわ。」私自身幽霊が全く見えないので、そんな状況が全くわからないので、想像すると怖いのですが、見えないので、はっきり怖いとは思えませんでした。
別れてすぐに、2階の方から、「痛い痛い痛い痛い、ウア゙ア゙ア゙ア゙ア゙」と、叫び声が聞こえて、「上騒ぎすぎだろ笑」と私が言と、Cが「おい、逃げた方がいいかもしれない、あれは多分人の声じゃない。あの叫び声が聞こえてから、さっきまで動いてなかった幽霊共が、動き出してるし、なんか騒いでる。あいつら呼びに行って帰るぞ。こりゃ下手したらヤバイ。お前にあの声が聞こえたってことは、普通の幽霊じゃない」と、怖いのですが、わけのわからないことを言い出したと思ったらCが、
「うわっ、マジかよ、とりあえず逃げるぞ、ハサミ持った白い服着た女叫びながら追っかけてきた、早く逃げるぞ!!!!」と言ったきたので、本気で走ったのですが、私にはずたは見えないのですが、嫌なことに、膝を地面にぶつけた時の、「ゴツっ」という音が、すごい早いスピードで、「ゴツゴツゴツゴツゴツゴツゴツゴツ」と聞こえていました。私は、「このゴツゴツってなの音!!」と逃げながらCに聞くと、「ハイハイしながら俺らのダッシュと変わらないくらいの勢いで追っかけできてる!」
なんとか外に出て、開けたドアの鍵を閉めようと思ったのですが、鍵が壊れている野をすっかり忘れていた。Cが「早く車に向かうぞ!」と言って、ドアから離れ、車に向かっていると、ドアがいきなり「バン!!」と開き、さっきの女が病院から出た後もおってきたようでした。映画だと、まず建物から出れば、一安心。みたいなものだと思っていたのですが、現実は違いましたね。
幸運なことに、車の前には、もうほかの三人が来ていて、Aが、「ここやばかったからすぐ出てきたわ笑」と呑気に言うのですが、C「お前らならあれ見えるだろ!」はやく車!エンジンかけろ!と怒鳴る声と同時に、B「なにあれ?まじかよ、嘘だろ」とやはり見えるようでした。車に乗りこみ、私は一安心でした。
そんな私とは裏腹に、A、B、Cが、めちゃくちゃに震えて、「やばいものに目つけられた、さっき後ろ見たけど、もうほぼ追いついてるんだけど!もうそこまで来てるよ!」すると、B、Cが気絶。俺はこれはやばいと思い、夜の12時頃だったのですが、近くにお寺があることを思い出したので、お寺に行きました。
つくとずぐに、映画のように寺の住職さんが出てきて、「この馬鹿野郎ども、こんなバケモノ連れてきやがって、とりあえず、中に入れ」と言ってきました。
車から降りると、坂の下の方からうーんと、「ひいいいいいいいいいいいい」と、よくわからない悲鳴が聞こえたのを覚えています。
気絶したB、Cを見て、「こいつらの中にはもう入っちまってるな、お前らはまだ狙われてる段階だ。」と言われ、俺が、「なんで俺たちにはついていんですか?」と質問すると、「お前らの守護霊は強い。こいつらの守護霊は、あいつらに負けた。」と住職さんに言われ、「今日は、泊まれ。あいつらは、あの病院に住み着いてる怨霊で、この中には入ってこれないが、入ってこようとはするはずだから、寝ないで朝を待て」と言われ、「こいつら2人は、しばらく返せないと思うから、今日は寝ないで、明日になったら朝から5時までにここをでろ、4時頃に部屋に来る」と言われ
朝まで寝ないで待っていたのですが、ドアを叩く音は止まらない、悲鳴が聞こえっぱなしなど、ほんとに地獄でしたし、寝るどころではありまへんでした。
朝になって、住職さんが呼びに来て、帰り際に「なんで、寝てはいけなかったんですが?」と聞くと、「寝ちまうと、ああいう強いヤツらには、夢の中で殺されちまって、こっちに戻ってこれなくなっていたかもしれなかったから」という事でした。
外に出ると、車には無数の、おそらく持っていたハサミで傷つけたであろう、引っ掻き傷が大量にあって、ほんとに恐ろしかったです。
長々と、失礼しました。あの後は特に何も無かったのですが、あの後、Bと、Cとは、全く連絡が取れなくなっています。これまで幽霊なんて信じていなかったのですが、見えないけどいる。これは確信できました。こんなところに行っといてなんですが、遊び半分で心霊スポットに行くはホントにまずいことになるので、おすすめしません。友達の消息がわかり次第、後日談として、また載せたいと思います。
見えなくても、想像するとほんとに怖いですよ。
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