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長編
魔法の言葉
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魔法の言葉

2021年12月9日
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あれは私がまだ美容師をしていた時に起きた事件でした。

私、宮野 美沙 は今野 綾乃 という同期の女の子がいた。

いろいろ考えすぎてしまう私とは対照的になんでも前向きに考えられるような素敵な子だった。

二人ともアシスタントで辛い毎日だったがお互いがお互いを励まし合い何とか3年目を迎えようとしていた。

そして私達には目標があった

(  絶対 お金持ちになろう  )

まじないの様に二人でそう言い合っていた

若かった私達は決意の印としてNever say never. と私は太ももに、綾乃は首の後ろにタトゥーを彫った

いつもその場で行動する私たちは彫師の店に行くまでなにを入れるか決定していなかったが、綾乃がその英語のフレーズを入れたいと言ってきたのだ

「決して諦めるなって意味なんだって!私たちにピッタリじゃない?」

と笑って綾乃が言ってきたことを今でも忘れない

綾乃は肌には他にもタトゥーが入っていたが私はそこで初めてタトゥーを入れたのでドキドキと痛みで胸いっぱいだったのを覚えている

そんなことをしながら二人で仕事終わり飲みに行ったり、夜の仕事をしてみたりもした

美容師の仕事をしながらの副業はハードだったが二人の夢を思えば苦しいことなんか何もなかった

勿論次の日の仕事が眠いのは言うまでもないが(笑)

そんな日常が続いたある日、綾乃は夜の仕事に行く前に私に照れながら言った

「私ね。久々に彼氏が出来たんだよね!もうね、めちゃめちゃお金持ちの人なの!月300万は稼いでる社長さんなの!」

「え!どこで出会ったの!?」

「SNS!共通の趣味が多くてね、ちょっと変わった人だけどお金持ちは魅力!!」

綾乃ったら・・・。

私よりも強くお金に執着を見せるようになった綾乃はお金持ちの彼氏を捕まえたことに幸せいっぱいの様だ。

よかったね!最初は綾乃の幸せを一緒に喜んだ。

けど一週間後

徐々に綾乃の様子がおかしくなってきたのだ

わずか1週間しかたっていないのに随分げっそりとしている

「綾乃?大丈夫?彼氏となんかあったの?」

「彼がね!もっともっと痩せて可愛くなれば車もブランドの服も鞄も何でも買ってくれるの!・・・それにデブな女は嫌いだからって怒られて叩くから、痩せないと・・・」

息をのんだ

元々夜関連の会社を取り締まっている社長とは聞いていたがこれは本格的にまずい。危険だ。

そんな彼氏やめた方がいい!逃げないと綾乃が死んじゃう!

そう訴えたが綾乃には一ミリも届くことはなかった

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はじめまして、よろしくお願いします。

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