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短編

ほんとうに怖いもの

まー 2019年7月14日
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曾祖父と曾祖母が体験した話。 曾祖父と曾祖母がまだ若い頃。大正末期~昭和初期の話だと思う。 被差別部落に生まれた曾祖父母は、ある時部落外の村に夫婦で手伝いに呼ばれていったそうだ。 そこには、部落外から手伝いにきている人もいた。 その家で、手伝いがひと段落すると昼食を振舞われることになった。 その家の人は部落外の人にはお茶碗にご飯をもって渡したが、 曾祖父母には手を前に出させてその上にご飯を直接おいたそうだ。 後年、曾祖父母はこの話を子どもである祖父や嫁である祖母に話し、 私は祖母からその話を伝え聞いた。 他の人の前で、自分たちは手の上に直接ご飯を乗せられたときの曾祖父母の気持ちを考えると辛くなるが、 かつてはそのようなことが当たり前のように行われていた。 ほんとうに怖いものは 人間の心ではないかと考えさせられた。

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