
中編
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匿名 3日前
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ドンドンドン!!!
「アハハハハハ!!!」
ドンドンドンドン!!!
「やめて…ねぇ…友達でしょ…?」
ドンドンドンドン!!!
「ハハハハハ!!!ハハ…」
ドサッ…!
ドアを叩く音と、友達の狂ったような声がおさまり、みたこともないようにどんどん吹き出てくる汗をぬぐって覗き穴を覗きました。
友達の顔色は元に戻り、少し後ろの壁にもたれ、ぐったり。
恐る恐る近づくと、いつも通りの普通の友達がいました。
汗でメイクはぐちゃぐちゃでしたが、
スースー寝息を立てていました。
安心して、友達を抱き起こすと、
「大丈夫!?」と、声をかけました。
友達は目をパチパチしながら、なんでここにいるの!?という表情をしています。
「私なんかした?ってかその汗大丈夫なの…?」と、自分が狂ったようにドアを叩いていたことも忘れたという様子で、私を心配してくれました。
「それこっちのセリフだよ…」
「えっ?」
私は、この友達とまだ親しくしています。
ですが、本当に私を憎く思っているのか、殺したいと思っているのかは怖くて聞けません。
でも、あの不思議な投稿はまだ続いていました。
【殺したいなら見えるだろう。】
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- 視覚による殺人衝動の暗示? なんにせよたちが悪いねぶーぱん