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短編

玄関

匿名 2018年8月13日
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私が中学2年生の時の話。 当時4つ年上の兄がいました。兄は近くのスーパーでバイトをしていました。 スーパーまでの道は2通りあり、兄は近道である墓地をよく通っていました。 両親は仕事上夜はいないことが多く、私は鍵をかけていつもテレビを見ていました。 9時過ぎ、兄がいつも帰ってくる時間にノブを回す音がして、その後に呼び鈴がなりなりました。 「兄だろうな」と思いつつ、一応スコープを覗いてみると、時代劇のような髪型をした女の人の遺影が写っていて、さらに顔が見切れるほど近かったのを覚えています。 私は驚いて後ずさり、「あいつ墓地から連れてきやがった」と半ギレしながらも、恐る恐るロックを外しました。 何が起こるわけでもなく、兄が「ただいま」と入ってきました。 私が見たことを伝えると信じていない様子でした。「見てきてみ?」と言っても相手にしていないのか、ビビってるのか、全然見に行ってくれません。 私も、再度見に行く勇気はなく、その日はいつも通りに寝ました。 翌朝起きると、兄がその話を母にしたらしく、見に行ってきてくれました。 すると母が、「ほんとに見える!」と驚いた様子でした。 その霊がまだいたということに私は驚きました。母なんの迷いもなく玄関を開け、確認してくれました。 するとそこには、地元の祭りのチラシが貼られており、民謡の人の顔がちょうどスコープの位置にあったのです。 これが私が体験した幽霊と思った話です。

後日談:

  • オチでガッカリした人すいません。 たまにはこうゆう話もどうでしょうか ※一応ちゃんと実話です笑

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