
長編
幽霊にサンダルを奪われた話
匿名 4日前
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扉を思い切り開けようとしました。
ギャル達「もういい加減怖いから帰ろ〜、嫌な予感がする」
ギャル達が発した発言の直後、嫌な予感は見事に的中しました。
友人が腕一本通る隙間に右手を入れ、私は左手で逆方向へ扉を開けようとしていました。
無意識に私の視線は友人の右手を見ていました。
暫くすると腕一本通る隙間からすぅ〜と手首が出て「パチンッ」と友人の右手を叩く音が鳴りました。
友人「?‥わぁぁぁぁぁぁ〜ッ…」
私「?.?‥?…わぁぁぁぁ〜ッ」
ギャル達「なに⁉︎なに⁉︎‥なんで逃げてんの??‥待ってよ!!!…」
友人と私はギャル達に一切構わず我先にダッシュで逃げました。
逃げる最中私は何もないとこでつまずき、足に傷を負いながら無我夢中で私の車が置いてある駐車場へ走りました。
友人は先に駐車場へ着いていました。
友人「手に何か当たった!、手に何か当たった!!」
私「ここヤバイよ…もういいだろ‥帰ろう…」
ギャル達が友人と私のもとへ遅れて寄り添うように泣きながら戻ってきました。
ギャル達「なんで逃げんの?、なんで私たちを置いて行くの?、ホントサイテー、、、変なの見たんだけど…てか転んだときなにもない?、大丈夫…?」
ギャル達の質問に若干の違和感を感じつつ友人と私はギャル達にひたすら謝りました。
男たるもの女性を置いて逃げてしまうとは情けない、、、
ギャル達がやっと落ち着いたので私が見たことを友人、ギャル達に明かしました。
不思議な事に隙間から出た手首を見たのは私しかいなかった…
真後ろで見ていたギャル達は、友人と私が扉を開けようとしていた以外に何も変わった様子は無かったので、何故急に逃げ出したのか逆にビックリしたとのことでした。
私が明かした事実を聞いて友人が一番ビビってたのは他ならない。
友人「マジで焦ったー、、、俺幽霊に触られたー…もう絶対来ません。ごめんなさい。」
ギャル達「もう怖いから帰ろ〜、私達も変なもの見ちゃったよ…泣、そういえば、○君(私)転んだとき何か落とさなかった?」
私「なんで?…てか変なものってなに…?、車の鍵もあるし、煙草もライターも全部車にあるから何も落としてないよ。しいて言えば転んだときに、片方のサンダル置いてきちゃったな〜笑」
ギャル達「○君(私)が転んだ時に黒い何かが覆いかぶさって、ギリギリで○君逃げたけど何か持ち去る仕草してたよ…泣」
友人「
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- 宅飲みからの飲酒運転で心霊スポット… 飲酒運転って件で話が全く入ってこなくて途中でやめました。まぁ
- 幽霊だってオシャレなサンダル履きたい!匿名
- ギャルいいなー!あ
- 二十歳前半て笑か
- ホームレスのいたずら。匿名
- サンダルフェチの幽霊座