
短編
夜道
^o^ 2日前
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これは10年ほど前の話である。当時俺は風俗のドライバーの送迎のアルバイトをしていた。店の営業も終わり女の子を家まで送ってる最中に起こった出来事である。午前2時を回り、街灯もまばらな通りを走っていた。普段一人で走ってる時はラジオを聞いたり、音楽を聞いたりしていたが、今日は女の子がいたので話をしながら、車を順調に走らせていた。途中お互いの怖い話をしながら笑 通りも空いていたので結構スピードは出ていたと思う。話をして盛り上がっていると、運転席の窓に白い?光のようなものが通り過ぎていくのに気づいた、その瞬間!
車に男の人のゔゔうぅぅ〜という低い地鳴り声が聞こえてきた!ふとハンドルに目をやると緑がかった顔が俺を睨みつけている!その声と顔にビビった俺は急ブレーキをかけ、一人奇声を上げ、車から降り女の子を置き去りにして外に飛び出してしまった 笑
女の子からしたら笑えない話だが....
我にかえって車に戻ると女の子が耳を塞いでうずくまっていた。
謝るより先に女の子に今の声聞こえたかって聞くと、うん。とだけ答えた。
後日現場検証に行ってみると、ブレーキ痕の切れ端に墓が連なっていた。
後日談:
- 怖い話をすると霊が寄ってくるのかもしれませんね。
この怖い話はどうでしたか?
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- そういう話してると寄ってきちゃうってことなんですかねはる