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短編

忠義たる彼の友人

かん 2018年6月23日
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私が3年ほど前に友人(以下彼)から聞いた話です。彼には幼稚園から大学までずっと同じ学校であり、親友であった友達がいました。大学卒業後、彼とその友人は同じ仕事(イラストレーター)に付き、時には上司の悪口を言い合い、時には切磋琢磨するライバルとして仕事を頑張っていたそうです。私自身も彼の友人に会ったことがありました。明るい性格であり、約束を必ず守るような人であり、ギャグを連発し場を盛り上げてくれるような人でした。彼とその友人がイラストレーターになってから約4年ほどたった頃、その友人が大成功を納め初めての車を買ったのです。その友人が買った車はRXセブン(たしか、そうだったような)であったため車好きな彼はよくその友人とドライブに行ったそうです。 ある日、彼とその友人が彼の家で遊ぶということになったらしく(自分も誘ってくれやw)、その友人は箱根のほうの山でドライブした後に彼の家に行くという予定だったそうです。その日の3時頃その友人から「ドライブおわったよ~箱根ドライブめっちゃ楽しかったわ(自慢気)今からお前の家に行くから首長くしてまっちょれ!ww」(そのまま写したメッセージ)を送ってきました。午後5時頃に友人は彼の家に来て二人で楽しく遊んだそうです。 ところが 午後4時頃、箱根の山の道路で1台の車が雨により大きくスピンし、運転していた人はすぐさま地元の病院に運ばれましたが、頭部の酷い損傷によりすでに死亡していました。死亡時刻は午後5時頃だったそうです。そう、この運転手は彼の友人だったのです。しかしその友人は午後5時頃に死亡していたはずなのに何故彼の家にいたのでしょうか? その友人の死亡と同時にその友人の魂は彼の家に飛んでいった、そう、その友人は最後まで約束を守るようなそんな男なのです。

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