昔、私が、独身寮いた時の話です。 そこは、一部屋に二人づつ入っていました。 深夜（０時過ぎごろ）、ふと目を覚ますと、相方の体の上に長い長いい髪の毛のお化けが、覆いかぶさっていました。 髪の毛だけで、姿は、見えませんでした。 私は、ぞっとして、そのまま布団をかぶって寝てしまいました。 髪の毛のお化けを見たのは、その１日だけでした。 （※部屋の押し入れの奥の壁には、どこかでお祓いをした「お札」が貼ってありました。） 翌朝、食堂で、青い顔をしていたその相方に、聞きました。 「昨夜、何か、変わったことはなかった？」「実は、息ができなくて、目が覚めたよ。」 昨夜の出来事を話しましたが、大して気にしてない様子でした。 それから、何日か息苦しい状況は、続いたそうです。 仕方なく、近くの病院に行ったら、「のどが腫れてますね。」と言って、薬をくれたそうです。 その薬を飲んだら、その症状は、収まったようです。 後で、聞いた話では、その独身寮は、元精神病院だったそうです。 後日談 私が、その独身寮を出た後で、ふろ場（水深４０～５０ｃｍぐらい）で、溺死した人がいたそうです。 この人は、もともと、てんかん持ちだったそうです。