
長編
初代信じようと信じまいと
匿名 3日前
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友人と共にそのビルへ行った。ビルが、再び建て増しすると聞いたからだ。そして、
4階のボタンを発見。男と友人はそれを押してみた。しかし、彼らはドアが閉まる前に恐ろしい事を
聞く。建て増し計画が無くなったというのだ。友人は慌てて降りたが、男は二度と戻ってこなかった。
信じようと、信じまいと―
トルコの名家、ヨルゲン家で1854年に起きた事件。
当時のクリミア戦争の戦火を逃れるため、ヨルゲン一家は中央ヨーロッパへの移住を計画。
逃亡のための荷物をまとめているさなか、当時6歳だった嫡男のロイが倉庫にあった箱の中から、
一枚の肖像画を発見。そこにはロイによく似た男児が描かれており、その題名は「1854年」であった。
信じようと、信じまいと―
エリコというイタリアの数学者が、0と1が等しいという証明をしたという。
彼は、友人の前で紙にさらさらと証明を書いて、それ自慢げに説明をした。
説明が終わり、友人がさっぱりわからず紙から目をあげると、エリコの姿は消えていた。
再び紙に目をおろすと、今しがた書いた式も消えていた。
信じようと、信じまいと―
18世紀、現在のオーストリアにあたる地方でカミーユという女が子供を孕んだが、相手の男が失踪。
女は男が戻るまでけして産まないと決心したという。その後の数十年、男が戻ることはなく、
また彼女は何も産むことなく腹は際限なく膨らんでいった。結局、男は現れず、
そのままカミーユは死んでしまった。そして、彼女の腹からは老人の死体が出てきたという。
信じようと、信じまいと―
アイルランドのクリスという男は、自分が囚人であるという夢に悩まされていた。
精神科医にも通ったが、一向に回復しない。しかしこの男、実際はジョージという囚人であり、
クリスというのは夢の中の自分であった。それでも、彼は獄死するまで自分はクリスと信じ続けた。
あなたは今、本当に目を覚ましていますか?
信じようと、信じまいと―
ロサンゼルス。1992年にとある男が精神病院に運ばれた。男の話はこうだ。昨夜、コンビニに行くと、
真っ赤な監視カメラがあった。色が色なので気になっていると、その後に行ったコインランドリーや
公衆電話にもそれがあった。そして、自宅の玄関にもそれが付いていたのを見て、気絶したという。
男はその後、謎のショック死をした。顔は天井を向き、
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- 怖かったwwwグク
- おもろかったのに最後でね…環七