
短編
小さい頃から幽体離脱していた。
匿名 2日前
chat_bubble 1
2,275 views
人を恐がらせようとか、嘘を書いて盛り上げようとかはしません。
ただ自分が経験した真実を知って共感して欲しいだけなんです。
おそらくわたしは普通の人よりは少しだけ霊感が強いのだと思う。
物心ついた頃からそれは感じていました。
祖母の家でいないはずの子供と話せたり、お葬式で霊が自分の中に入り涙が止まらなかったり、夢枕に死ぬ直前の人が挨拶に来たり、色々あります。
少しずつ自分の体験を綴って行こうと思います。
わたしが3歳の頃の話です。
わたしはとにかく身体を動かすのが好きで、時間さえあれば友達と外で遊んでいました。
母はわたしがやんちゃ過ぎて手を焼いていたと思います。
ある日、わたしが自転車で近くの用水路に遊びに行った時事件は起こりました。
用水路の周りはコンクリートで舗装されていたのですが、そこを勢いよく自転車で爆走していたわたしは調子に乗って道路に飛び出してしまいました。
そこに来た緑色の大◯鉄工所と書かれた10トントラックにはねられました。
その瞬間私は自転車ごと吹っ飛ばされ地面に叩きつけられました。
次に自分の目に飛び込んできたのは、数人の大人に囲まれ額から血を流し泣き叫ぶ自分自身の姿でした。
おそらく地上から3、4メートル上からの眺めだったと思います。
しばらくすると、わたしの泣き声に気がついた母が隣の家の塀を飛び越えわたしのところに猛ダッシュしてきました。
わたしを跳ねたトラックはわたしに気が付かなかったのか、そのまま走りさりました。
母はトラックをこりゃまた猛ダッシュで追いかけ呼び止めました。
わたしはそれを上から眺めていました。
今でも血だらけの自分、長いトラック、猛ダッシュする母の姿を鮮明に覚えています。
その後、病院の冷たい手術台に乗せられ泣き叫ぶ自分も上から見ていて、甘いお菓子の匂いがする麻酔をかけられた瞬間に自分の身体に戻りました。
初めての文書なので、下手くそですみません。
ここまで読んで下さった方々ありがとうこざいます。
まだまだ体験談は沢山あるので、投稿したいと思います。
この怖い話はどうでしたか?
chat_bubble コメント(1件)
- 待ってお母さんすきアルカディオのあさがお