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長編

グーグルマップから抜け出た霊

匿名 18時間前
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や知人に連絡し、霊能者を紹介して貰おうと思ったが、誰もそのような知り合いはいなかった。 日中や部屋全体を照らす照明をつけている時は、ラップ現象が起こらないから、その日から昼夜逆転生活を送り、毎日朝6時以降に寝ることにした。 そんな生活を6日間続けた次の週末。やはり日曜にはどこか出かけたいと、土曜、意を決して深夜、床に入った。するとラップ音はせず、朝になった。 日曜は高知県四万十町の「海洋堂ホビー館四万十」で開催されていた「北斗の拳フィギュア列伝2023」を見に行き、その後、隣町の滝に行った。 滝は徒歩7~8分位の所にあった。そこそこ見応えのある滝だったが、滝の天辺に立ってみたくなった。周囲を探して踏み跡を見つけ、滝上に向かったが、この踏み跡は廃道同然。 一旦、滝の上方へ出て、そこから下ることになるが、踏み跡も途中から途切れ、藪漕ぎして行く。 何とか滝のやや上流に出て、木に掴まりながら川床に降りたが、その直後、段々両耳が聞こえなくなっていき、気分が一気に悪くなった。そして10秒位で全く耳が聞こえなくなり、無音の世界に。気分も今まで経験したことのない最悪状態。 意識が一瞬飛ぶと、再び段々耳が聞こえてきて、気分も戻った。 こんな症状は初めてだった。後日、病院で医師に訊くと、この症状は脳に酸素が行っていない状態だという。その状態が何分か続くと死んでいた。 これも松工電話ボックスの霊の仕業なのか。私が夜、寝なくなったから、日中の私を攻撃してきたのか。 が、私と似た症状は父にも亡くなる前年に起きていた。横浪半島にある四国霊場の奥の院に到る石段を上っている時、急に意識が遠のいていき、石段から落下しようとする寸前、どこからともなく読経が聞こえ始め、ハッと我に返り、手摺を掴んで助かったという。父にもそのような症状が起こる病気はなかった。 父と私に共通することと言えば、家族だから同じ家で暮らしていた、ということ位。 昭和初期、私の祖父母は現在、私の自宅がある地に、隣の地区から転居してきた。大工の棟梁だった祖父が建てた自宅は、東西に長い平屋だった。 昭和30年頃、私の父が結婚したことで、自宅を取り壊し、祖父母の住む平屋と父たちが住む家を新築した。が、その際、地鎮祭を行わず、前の家の井戸や便所も、何のお祓いもせず、埋めてしまった。 そのせいで霊感があり、除霊もできた祖母の耳には、便所跡になる廊下の下から「ゴォーッ」とい

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  • 大工の棟梁が地鎮してもらわないこともあるのか
    たか
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