
長編
あの日
匿名 2018年1月21日
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とどれくらいの時間が経ったか解らないが、足音がしなくなった。
暫らくの沈黙後、俺が外に出て確認しようかと2人に話している時に、
「くぁwせfrtgひゅじこlp;@:」
と、隣のテントから、留学生2人の物凄い悲鳴が聞こえてきた。
何と表現したら良いのか、言葉で表現できない悲鳴だった。
俺達が声に驚いてビクッとなっていると、悲鳴に続いて隣のテントで何かが揉みあうような音と、
2人が何か懇願するような声を挙げている。
俺達は流石にまずいと思い、3人で目配せすると、勇気を振り絞って懐中電灯を片手にテントの外に出た。
外の様子をみたとき、そこで絶句して固まってしまった。
隣のテントから2人は引きずり出されおり、2人は地面に頭を抱えてうずくまり、彼らの国言葉でなにか叫んでいる。
異様なのはその周囲で、2人の周囲には、ボロボロの服を着た青白い顔の人々が十数人群がり、
無言で留学生2人の体に、何か黒っぽいものをを塗りたくっている。
そのボロボロの服を着た人たちは、暫くその行為をし続けていたが、
不意にそれを止めると、一斉にこちらを振り向いた。
その後の記憶は俺達にはない。
気が付いたら朝になっていて、俺とAとBは、自分達のテントに寄りかかるような形で気を失っていた。
気を失う前、CとDに群がる人たちの顔を見たはずなのだが、
俺達3人には、どんな顔をしていたのか全く思い出せなかった。
留学生2人は生きていたが、その姿は異様だった。
体全体に黒い液体を塗りたくられたらしく真っ黒で、塗りたくられていた黒い物は既に乾いていたが、
生臭い臭いがしており、とても近付けないほど臭い。
とにかく2人には川で体を洗うように言うと、がたがた震えて泣きながら体と服を洗っていた。
俺達はテントをその間に片付け、2人に「石はどうなったか?」と聞いた。
するとCが自分のリュックを指差したため、中を見てみると、タオルに包まれた石が入っていた。
とにかくこれを返しに行き、謝罪しようとBが言った。
しかし、彼らの反応は酷かった。
D「行くならお前達で行けよ」
C「お前達がここに連れてこなければ、こんな事にはならなかった。お前達のせいだ!」
A「ふざけんな!お前らがBの言う事聞かずに、石をもってきたからこんな事になったんだろ!」
俺「そうだ。お前らが原因なんだから、石を返して謝罪するのは当たり前だろ」
CとDはなおも食い下がり、頑なに石を返しに行くのを拒
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- ワロチ真実を知る者
- 留学生ってどこの国の人だろ随分民度が低いように思われるが肉糞大明神
- コピペですね...ゆう
- 怖いのと留学生の理不尽さに腹が立つwうんこりん
- 時々怖い話が他の話と被っちゃう時があるんですよwペン吉
- コピペ?どっかで読んだよぅな…?紫雲