
長編
死んで欲しいとは思いませんか?
匿名 3日前
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は〇〇への対処はできても生きている人には対処ができない。あまり他者を虐げてはいけません。それこそ、第二の〇〇が現れてもおかしくないことを貴方たちはしているんですから…」
うろ覚えなんですけど、そんなことを言った後女性は私をそっと支えて立たせてくれました。
ちょっとドキドキしました。
でも、その瞬間さっきまで激昂していた老婆が静かになってふらふらと家の中に入っていったのも怖かったので違う意味でもドキドキしていました。
「大丈夫ですか?」
なんて返事したのかは覚えてませんけど、「あっはい…」とか小林製薬式の返事をしたと思います。
そしたら、巫女さん?が「災難でしたね、よかったらどうぞ」と言って何かを手渡してきました。
一瞬お守りとかかな!?と思いましたがなんてことはありません、小分けになったチョコパイでした……(なぜ…?)
私は巫女さん?にチョコパイを貰うという非日常に愕きましたが、チョコパイは好きなのでお礼を言いました。エンゼルパイだったら争いになってたのでよかったです。
折角巫女さん?に会ったので、何かお祓いについて聞けるんじゃないか?と思って彼女に話しかけようとしましたが、生憎忙しいようで「今日はあまりここに近寄らない方がいいですよ。あの人たち、気が立ってるみたいですから」と言って先程の老婆が帰った家に入っていってしまいました。
お祓いをもう少し見ていたい気持ちはありましたが、集落の人はみんな排他的で攻撃的なので巫女さん?が諫めてくれたとはいえ同じことが起こらないとは言い切れないし、巫女さん?にも迷惑をかけたくないと思ったので私はすごすごと帰ることにしました。
行きは自転車ですいすい来たんですが、お腹が痛いのと音楽が聴きたいので帰りは自転車を押してぼーっと歩いていました。
で、集落から1キロくらい離れたくらいでしょうか?
前方の道に、髪の長い人が佇んでいるのが見えました。
自転車を押しながら近づくと、髪が長いので女性かとも思いましたが男性のようです。
なんていうんでしょうね、整った?派手ではないんですけど、パーツとその位置が綺麗に揃っているんでしょうか?特別魅惑的!とか格好いい!とは思わないんですけど、品の良さそうな顔をした男性でした。
ところで、私の住んでいる場所はやばい田舎なわけです。
多様性なんてカケラもない閉鎖された空間な訳です。
私は新興住宅地?に住んでいるのであんまり感じたことはないんですが、髪を染
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- 途中。 ひらめは陸奥
- ( ̄▽ ̄;)!にゃんにゃん掃除機の人かal
- 自分で可愛いと言ってる…痛い私よ、私