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長編

銅の出る村

匿名 10時間前
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り声をあげた。 沢村と川西は慌ててその不気味な建物に入り千秋を連れ戻しに入った。 僕はその時すぐに山荘で待つ克に電話をした。 場所を説明してから、 「俺が見ても明らかに不気味な建物に千秋ちゃんが入った!おかしい!みんな入った!どうしたらいい?」と聞くと、 「お前は入るな!絶対に入るなよ!!すぐに行くから待ってろ!その建物は本当にヤバいぞ!爺やんに聞いた事がある。怨念だらけだ。待ってろ!」 と電話を切った。 隣では裕子が泣いていた。 玄関の内側では懐中電灯の光が揺れ、沢村と川西の声が何やら叫んでいる。 背後の石碑からは何とも気持ち悪い雰囲気が漂う。 『待てよ…こんなに怖いのは確かに初めてだが実際に幽霊なんて出てないじゃないか。いつもの肝試しと同じじゃないか』 ふと冷静にそう思った。 「裕子ちゃん。大丈夫。普通の肝試しのちょい怖い版よ。あいつら連れて帰ろう」 玄関は横に引く旧式の扉。鍵がかかってたようだが扉のレールがずれて開いたらしい。 『千秋ちゃんは・・・? 』 部屋の中は一段高くなってて何やら賽銭箱のような物が中央にあり、その前に千秋は立っていた。 そして彼女は自分の首をボリボリと掻いていた。 先に入った男二人も無言で震えながら体を掻いている。 確かに部屋に入った途端に体が痒い。臭い! ダニでもいるのか? このあたりの表現、順番は無茶苦茶で申し訳ない。思い出した順に書いているから。 壁一面には御札が。 「千秋ちゃん…大丈夫?」と問いかけ顔を見ると何と黒目が無い! いや黒目はあるのだろうが立ったまま失神していると言えばいいのか・・・!? こんな顔を見たのは初めてだった。 千秋は白目を剥いたまま首をボリボリ掻いていた。 沢村と川西が彼女の肩を揺すっても反応がない。 「千秋ちゃん!」と僕が叫ぶと彼女の黒目が現れた その時の恐ろしさが忘れられない・・・ 黒目が瞼の下方からギョロリと現れたのだから・・・!!! まるで人形みたいに。 ここで覚えてる限りの、その場所の状況を説明する。 まず匂い。 カビ臭い。 何十年も前から放置されてるから当然だろうが。 カビを吸い込んだせいでアレルギーが出たのか…とにかく普通の臭さをこえていた。 そして、その場所は明らかに住宅ではなくて、お堂という感じの造りだった。 懐中電灯の灯りに浮かび上がったのは、壁一面の御札。 御札には何やら読めない漢字と、その下に赤字で人の名前らしき事が書かれていた。

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  • 面白さもあり、何気に怖い(・・;)
    匿名
  • 最後の意味がよく分からなかった
    みるき
  • マジですかぁ…((((;゚Д゚)))))))
    ヒメ
  • 終わり方が・・・((;゚Д゚)ガクガクブルブル
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