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短編
匿名
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匿名
2019年6月29日
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子供の頃の話。

親の仕事で転校が多かった小学生の頃。

三年生から4年の一年間だけ北海道のある地方の小学校にかよっていた。

小さな小学校で全校生徒60人程だったと思う。

当時は都会から田舎に来たギャップで戸惑いもあったと思うが、子供同士は直ぐに仲良くなるもんで、クラスには直ぐに馴染んでいた。

その時の記憶なんですが、近所の遊び場の近くで「風船ババア」と呼ばれていた変わった女性がいました。

友人達と遊び場で遊んでいると、たまに近くの家のおっさんが

「うるさいから家の近くで騒ぐな!」

と、怒鳴りながら来る事があった。友人達はわーと逃げて近くの別の遊び場に行く。でも、広さも遊具もある最初の遊び場に又戻る。

すると、今度はおばさんが来てニコニコしながら愛想よく

「ゴメンね、うちの旦那が機嫌悪くて。皆んなで食べてね」

と、お菓子やジュース、風船とかキャラシールなどを配ってくれる。そのおばさんを「風船ババア」と皆んなは呼んでいた。

お菓子とか風船をくれるから「風船ババア」なんだなぁと思っていました。

ある日、学校の帰り道に風船ババアの家の近くを通っていた時の事、友人の一人が、いつもの遊び場の近くで

「あ、風船ババアだ!」

と、遊び場の隣にある一軒家を指差した。

指差した方には二階の窓から空を見上げている風船ババアがいた。

あれ?

なんかおかしい。なんか変だ。

顔が異様にデカイ。とにかくデカイ

遠近法が狂ったような異様なデカさの女性の顔がそこにある。

窓枠よりさらに広がった風船ババアの顔。

異様にデカイ顔首だけがぼけーっと上を向いて空を見上げている。ニターと薄ら笑みを浮かべて。

僕は怖くなって硬直してしまった。

友人達は「風船ババアだね」などと言って気にもしていない様子。

【風船ババア】って名前は、お菓子や風船をくれるからついたあだ名ではなかったのだなぁとその時気がついた。

その後直ぐに転校したので風船ババアの詳細はよくわからない。僕も詳しく知りたくなかったので。

大人になってから聞いた話で、よく似た話があった。異様にデカイ顔の怪談話で、大概の話は生霊の話。

男女間の痴情のもつれ的な話だ。殺された男がデカイ女の顔を見たって怪談。探すと結構ある。

風船ババアは、旦那に恨みでもあったのかなぁと考えてしまう。

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