
長編
桶川・女子大生ストーカー殺人事件
匿名 3日前
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じゃないの」と、真剣に対応しなかった。
7月13日、S子さん宅の近所などで、中傷ビラがばらまかれた。ビラはS子さんの顔写真、実名、「WANTED」「天にかわっておしおきよ!!」という見出し、それから彼女を誹謗中傷する台詞もある手の込んだものだった。このビラは専門の業者が作ったもので、S子さんの通う大学近くや最寄の駅前にもあった。
またS子さんの顔写真、「大人の男性募集」というメッセージ、電話番号が記載されたカードが都内でもばらまかれており、インターネットにも同様の書きこみがあった。ちなみにこの頃和人はアリバイづくりのために沖縄に滞在していた。
近所の人からビラについて知らされたS子さんの母親は上尾署に向かったが、簡単に事情聴取しただけで帰された。母子はその後も何度も警察署に相談したが、「大学の試験があるんでしょう?終わってからでいいじゃない。一週間後に来てよ」などと相手にされなかった。
7月下旬、S子さんは上尾署に訪れ、「犯人は小松和人に間違いありません」と名誉毀損容疑で告訴。だが警察は捜査をした気配はなかった。
8月下旬、S子さんの父親の勤務先や、その本社にも中傷文書届く。その封書は550通にも及ぶ。このことがあって父親は警察に相談に行ったが、「警察は忙しいんですよ」とまたもまずい対応をした。
9月、上尾署係員は仕事が増えるのを嫌がり、S子さんの「告訴」を「被害届」に改ざん。S子さんの母親に「告訴取り下げ」を要請した。
そんななかで事件は起こった。
事件後、上尾署では捜査ミスを隠すために嘘の調書を作成していた。
S子さんは、和人を中心とした何人もの男に散々名誉を傷つけられたうえ、殺害された。しかも、警察には放置され、事件直後の報道では、「ブランド品依存症の女子大生」とされるなど、誤報も目立った。S子さんとその家族は、つまり、二重、三重の被害者となっていたと言える。S子さんが、もしもの時のために小松による殺害を示唆した遺書のようなメモを残していたことが悲しい。「いつか殺される」という不安はかなりのものだったのだろう。
【処分と新法】
2000年4月6日、内部調査を進めていた県警は、上尾署員による改ざんを認定。刑事二課長ら3人を懲戒免職処分とし、虚偽有印紙文書索引容疑などで書類送検した。また本部長ら9人にも処分が下されている。
「桶川事件」と同時期には、やはり警察のまずい
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- 警察がクズなんだよなぁあ
- 成川由華利さんへ 告訴状を改ざんさせられた本多は、ちょっと可哀想だな。 あいつは嫌がってたわけだから。 やるなら片桐、本多の上司の茂木にすべき。長島正二
- 小松と久保田を2019年5月1日までにgo問し、94theしにして56します。 片桐や本多も八つtheきにします成川由華利
- 小松と久保田を2019年5月1日までにgo問し、94theしにして56します。 片桐や本多も八つtheきにします成川由華利
- テレビ見た気がするまい
- おつかれです!あいこ