
欧米のとある国に留学に行ったときの話。
片言の現地の言葉で肩身の狭い思いをしていた俺だったが、慣れてくると友達もできた。
実際の会話の内容は完全には分からないし、もしかしたら違う意味で受け取ってしまったところもあるかも知れないけど、俺が体験した希妙な体験の話。
ある夜のこと、大学の友達に連れられて車で延々と見知らぬ街や山を進んでいた。
現地の人が2人、留学生が俺含め3人で5人全員が男、日本人は俺だけだった。
現地では割と遠い場所から車で山や野道を越えて通う学生は普通だったが、それだとしても結構遠い場所だった。
そして山の湖の近くの割と立派なお屋敷に来て大学の学生か知らないが若い男が俺たちを迎えた。
初めは、客間のような場所で軽くドリンクや菓子で談笑していたが、いよいよ本題に入り
「今から見せてやるよ。」
みたいなことを言い、地下室に続く階段を降りていった。
地下室は電気でつくランプのようなものがあって割と明るかった。
そして地下の部屋の扉を開けると・・
そこには金髪の髪の長い若い女がいたが、下半身が魚の尾のようになっている人魚だった。
尾は曲げて床につけていて女は上半身に可愛らしい服を着ていたが、下半身がどう見ても魚だった。
巨大な魚の尾のような下半身は作り物だとしても精巧過ぎる!
男たちは、人魚のような女を見ながら驚きながらも笑っていた。
なぜ、こんなところで人魚がいるのかは分からない。
人魚に見える高度な特殊メイクなのか、あるいは・・。
そのあと男たちは人魚をからかったりして楽しんでいた。
人魚の女自身は嫌がっているような顔で、笑顔は一度もなかった。
男たちは飽きることなく人魚をからかったりして楽しんでいた。
俺自身は後で何か言われるのも怖いので一切手出しはしなかった。
しばらくすると俺たちは帰ることになり、その家を後にした。
人魚の姿の女が何者なのか、なぜあそこに人魚がいたのか、全ては分からずじまいだった。
後日談:
後日談はまだありません。
この怖い話はどうでしたか?
chat_bubble コメント(0件)
コメントはまだありません。



