
長編
姉とご先祖様VSパワハラ上司
けいすけ 3日前
chat_bubble 2
21,457 views
した。
即社員命令で帰宅。
電車はあるがバスが無く、タクシーは拾えず、両親に迎えを頼むも出先であるためやむ無く歩きで帰宅。
不思議な事に、電車の中で座り目を瞑ると…誰かに頭を撫でられ身体を抱き締められた感覚がありました。
冷たくて優しい手と包まれるような優しい温もりに抱き締められた瞬間に身体は少し楽になりました。
直感的に姉だと分かりました。
無事家に帰りつき、出先から両親と祖母が帰宅。
「やっぱり…。ま、ゆっくり休みなさい。」
「ごめんね、迎えにいけなくて‼明日は送り迎えするから‼」
「偉いね。でも、無理は駄目だよ。」
両親と祖母に心配されながら、お土産の苺を食べて布団へ。
その日の晩に、姉がノートの内容を泣きながらご先祖様方に訴えていました。
「私は許せません。コレが証拠です。栞は…こんな目に遇って傷付いても気持ちを切り替えて、小さな身体で傷付いても笑っていました。さぞかし、辛かったろうに。この子は優しくて強い子だからあえて自分に危害を加えるような人間でも相手にしないで受け流していました。けれど…それを履き違えて自らの憂さ晴らしの道具にする奴がいる。私は、この子の笑顔が大好きなんです。屈託のない…無邪気な笑顔が。この子の笑顔は見た人を明るくするんです。誰かを癒す事ができる力があるんです。そんな私の妹を傷付ける人間が許せません。私は妹を護れるなら悪魔になります。」
…何時も優しい表情で私を見ていてくれる姉とは違う。
怒りの表情でした。
「さすがはお姉さんだね。偉いぞ。」
「可愛い曾孫にこんなことを…よくも。」
「我が子孫に理不尽な…。」
「よくも、私の可愛い1人娘の大切な宝物を…私の大切な孫娘に酷いことを…。」
「こんなに嫌な目に遇って…何で家に来て言わなかった‼」
…夢の中で怒り狂うご先祖様方と姉上と父方母方両祖父母と両曾祖父母の表情と物凄い剣幕は今でも焼き付いています。
「辛かったね…。もう大丈夫だよ。」
目覚め前に姉に抱き締められながら言われました。
…この日から、ご先祖様方の快進撃が始まりました。
次の日、早退したことを嫌み交じりに咎めてきたパワハラ上司に姉が言い返してくれました。
「妹を殺すつもりか‼熱が出たのはお前のせいだ‼…あんた、覚悟しろよ‼許さないからね。」
…私は何を言ったか覚えていませんでした。
私の身体を借りて言い返す姉を意識として存在する私が見ている…上手く説明出来ない不思議な
この怖い話はどうでしたか?
chat_bubble コメント(2件)
- 最後に性犯罪ってなんだよw前世でなにしたん?言うレベル。ってか、守ってやれよw鴉
- 僕なら殴ってやめてますねぶーぱん