
中編
近所のお姉ちゃん。
匿名 3日前
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院して新しい家に引越した。ずっと入院していた祖父が亡くなった。
数年の月日が流れ、その間も色々あった。その頃にはお姉ちゃんの事を忘れていた。
ふと、呼ばれた気がして庭を見ると、以前より小さくなった庭に昔と変わらない姿のお姉ちゃんがきた。見つけるとまた今まであった事を泣きながら話した。お姉ちゃんは静かに悲しそうな顔で聞いてくれた。1通り話終えるとお姉ちゃんが消え入りそうな声で謝ってきた。
「ごめんね。なんとかしようとしたのだけど…助けられ無かった…ごめんね。私ちゃんと、お兄ちゃんは助けられたけど…ごめんね。」
そう言って目の前でフワッと消えてしまった。
当時は訳が分からず、混乱していたが、お姉ちゃんは家にいた守り神と言うか座敷童子の様な存在だったのではないかと今は思う。
その後、おこった出来事はまた別のお話し。
後日談:
- 時系列と詳細は変えてありますが、実話です。
この怖い話はどうでしたか?
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- 優しいお姉さんでしたねブルー