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長編

賭け

匿名 2013年8月11日
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か知ってんのあんの?」 「や、知らないけど」 「じゃあこっくりさんでいんじゃない?」 こっくりさんのやり方は今更書くまでもないだろう。 筆や墨汁など持っていないので、筆ペンとロウソクを買いにコンビニまで走る。 帰る途中に言ってくれると非常に助かるのだが。 また家から出るのは嫌なので、ついでにA4サイズのコピー用用紙を三枚貰う。 家に帰ると先輩とパシリさんが喧嘩をしていた。 「アイス食ったぐらいでガタガタ言ってんじゃねーよ」 見ると、僕の家の食料や飲み物がテーブルの上に散乱していた。 ああ、僕のハーゲンダッツ・抹茶クリスピーサンドが……。 「二人ともやめなよぉ。ほらマサシ君帰ってきたよ」 そういうサオリさんの言葉を聞く二人。 僕の方を血走った目で見るパシリさん。 一方、しらけた目で僕を見る先輩が僕に言う。 「おい、マサシやめだ。こんなの賭けにならねえ。何が幽霊だバカバカしい」 「なんだそりゃ? 負けを認めんのか?」 「ああ、もうそれでいいよ。ちょっとでも期待した俺がバカだったわ」 「これなーんだ」 そう言うとパシリさんが超人気格闘技(?)戦のチケットをヒラヒラと見せびらかす。 「こっちが負けたときのこと言わなかったじゃん。オレが負けたらコレやるよ」 パシリさんがそう言うと先輩は大人しくなり、てきぱきとテーブルの上を片付け始めた。 何なんだ。 あんた、格闘技ファンだったのかよ。 賭けの内容は、以下のようなものだ。 こっくりさんで霊を呼び出す。 →霊が来たと二人が認める。 →その霊の情報を自分の見える範囲内で出来るだけ細かく書く。 →先輩と僕が答え合わせ。 ルール。 二人が諦めるまで。 笑えねえよ……勘弁してくれ。 配置は中央にテーブル。 僕の右隣にパシリさん、正面がサオリさん、左隣に先輩。 最初のターン。 こっくりさんこっくりさん。 「何か白々しいな。この歳でこっくりさんとか」 「懐かしいですよね」 「アタシ昔、好きな男子の名前ばらされたよ。コレで」 「おい、真面目にやれよ」 「その顔でクラス委員長みたいなこと言うなよ」 もちろん数回で何かが出るわけがない。 何度も仕切り直してこっくりさんと唱え続ける。 「ちょっとトイレ行って来るわ」 パシリさんがそう言って部屋の電気を点けて一時休憩をとった。 ロウソクは細いものなので、燃え尽きそうだった。 新しいものに交換し、パシリさんを待つ。 「そうそう簡単に幽霊なんて呼べないよ

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  • 途中の師弟関係的なグダグダ感がないと、もっと読みやすい
    ぴょん吉
  • 最後まで読む気がしない
    まい
  • 話し手が一番「パシリさん」だと感じたのは俺だけ?
    おもち
  • 私の父が昔、コックリさんやって頭おかしくなった人がいたからコックリさんだけはやめなさいって言ってた。
    はぁと
  • 話しの無駄が多い。
    オカルト好き
  • 途中の解説だる
    キムキム
  • この話結構好き
  • わかる
    匿名
  • 確かにめんどくさい
  • めんどくさい
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