俺が中3の時に体験した話です。 俺は中学の時少しヤンチャをしていて その時つるんでいたKと地元では有名な 心霊スポットにKからノリで行こうや！ と言われて肝試しに行きました。 その時ちょうど大晦日のクソ寒い中 Kが運転する原付でその場所まで2ケツで 行きました。（K）「なんか怖くね？」 （俺）（これくらいよゆーたい！）なんて 言いながら中に入って行きました。 その心霊スポットは少し高い山の上に 城跡があり昔そこで命を落とした人達が 出てくるなんて噂で聞いていましたが その時俺は幽霊とか心霊とか信じていな かったのでなんも気にはしていませんでした。（俺）「お前のお母さん霊感あるとか言いよったけどそんなんあるわけないやろ！」なんて俺が言ったら（K）「いや、ガチであるけんね？」なんて言ったので 俺はふざけて「そんなんおったら俺がクラしてボコしちゃるわ！笑」なんて話していたら前の方から コッツコツコツ…なんて 足音鳴ったので誰か俺たちを脅かそうと しているのかな？と思い俺は「きさん！出てこな知らんけの！」なんて言っていたら 足音がやんだので俺はそいつを見つけてやろうと思いその場所に早足でKと行きました。（K）「絶対ヤバいやろ？本当帰ろうや。俺もう無理やけど…」この時Kの言う事を聞いていればあのような事は起きなかったのかなと思い今では後悔しています。 そのまま足音がした所に行き、着きました。（俺）「なんもおらんね。でも足音したもんなー？」なんて俺が言っていたらKが後ろでボーッと俺の方を見ていました。 （俺）「お前何見よるん？怖いけやめろって笑」なんて言っていたらKが「おる。おる。おる。おる。おる。おる。おる。」ってずっと呟いていて俺もなんか怖くなってKの近くに行って「おい！ちゃんとしろよガチ冗談やったら知らんけの！」なんて揺さぶっていたらKがハッといつもに戻りました。（俺）「お前ビビらせるなよ？笑」 （K）「は？俺なんもしてないやん？」 なんて言ってきたので流石の俺でも怖くなって途中で山を降りようとしました。 俺は昔から霊感のれの字も無いくらい 幽霊など信じていなかったし見たことも なかったけどその時だけ後ろから誰かが ついてくるような感じがして気味が悪かったので早歩きで降りました。（K）「結局足音がしたけどなんも無かった。」（俺） 「ま、まあな笑」さっきKが「おる。おる。」とか呟いていたの本人覚えていないんか、と怖くなり