
長編
あの日
匿名 2018年1月23日
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らガコッ…ガコッ…と、変な音は相変わらず聞こえてくる。
あまりの臭さに、顔をしかめながら窓を全開にして換気扇を回していると、俺はある事に気が付いた。
この臭いって、キャンプのときにCとDに塗られた、黒い液体と同じじゃないか?
俺「A、Bちょっと…この臭いって…」
A「ああ、お前もそう思ったか」
B「…偶然だよな…」
そんな話を俺達がこそこそと話ていると、ハンカチで鼻と口を押さえながら不動産屋が、
「騒音の原因はこれかもしれませんね。
明日業者に来てもらうので、○○(俺)さんはこちらでホテルを用意します。そちらで一泊してもらえませんか。
これではここにいるのは無理でしょうし」
本来ならこの提案は受けるべきなんだが、
俺は臭さと同時にあの時の恐怖が蘇っていたため、とてもこれから一晩一人で過ごす勇気は無い。
不動産屋には、「今日はAかBの部屋に泊まるのでそれは良い」と言い、
そそくさと全員を部屋から出し鍵を閉めた。
とてもじゃないが、あの部屋にこのままい続けるのは、臭いもあるがそれ以上に、
『やつら』がきそうで恐ろしかったから。
下の階の住人は、配水管が詰まったか何かして、変な音がしていたのだろうと納得し、
俺に「誤解をしてすまない」と軽く謝罪をすると帰って行き、
不動産屋も、明日の予定を軽く説明すると帰って行った。
残された俺達は、恐らく真っ青な顔をしていたと思う。
俺「ただの配水管の詰まりかなにかだよな?あれは関係ないよな?」
A「俺達関係ないだろ…石持ち帰ろうとしたのはCとDだし」
B「…偶然だろ。ありえねーよ」
とにかく3人とも「偶然だ」ということで済ませたかったが、
臭いが正にそのままなうえに、変な音というのも気になる。
皆一人で夜を明かすのは恐ろしかったのか、今晩はBの部屋に3人で泊まる事にした。
それからBの部屋で、朝まで起きているつもりだったのだが、
何か妙に3人とも眠気があったため、1時過ぎ頃寝る事にした。
深夜3時頃、俺はBに起された。Aも起されたらしい。
何で起したのか聞いてみると、Bが言うには、
窓の外から大勢の話し声が聞こえてきていて、それが徐々に近付いてきているらしい。
聞き耳を立ててみると、確かに何か聞こえる。
A「神経質になりすぎじゃないか?誰か外で話してるだけだろ」
B「いや…でも」
俺「何だよ」
B「ここ3階だぞ。何で下じゃなくて、横から声が聞こえるんだよ」
たしかに言
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- コピーだとしてもcとdはクズですねかい
- コピーだとしてもcとdはクズですねかい
- コピペコピペコピペピコモンチ
- コピー ですね陸奥