に自分の背後に立つ白い何か。 ②脱衣所で寒気がする(これ多分単純に寒いから) ③部屋で寝ると金縛り、からのお腹苦しい。 　で、昨夜は頬にさらさら何かが当たって、ビックリして目を開けたら白装束の20半ば〜後半くらいの髪長い女が無表情で見下ろしていたらしい。それで気付いたら朝で、身体がめちゃくちゃしんどいと。 　それ聞いて俺テンション上がる。だってお前、それもうデリヘルじゃん。風呂一緒に入って寝たら騎乗位だよ？わけわからん血みどろのおっさんとかならいらんけど、妙齢のお姉さまならば多少疲れても気にならん。ちょうど金曜だし風俗行くより金かかんねーや。 　って事で俺と後輩の部屋をチェンジした。部屋にあるカップ麺食っていいから帰って休めって言ったら後輩何度も頭下げて来た道戻ってった。 　2日目の仕事は納期との戦いの関係上、結構残業してどうにか予定分進め、帰りは22時過ぎになった。下手すると終盤は徹夜になったりもするから体力あるうちに頑張らないといけない。 　晩飯はコンビニで済ませて宿に帰る。風呂入る気力はなくて明日の朝でいいやってなった。借りてる部屋は2階の横並び3部屋で、元々後輩の居た部屋は階段のすぐそば。いそいそと布団敷いてビール飲んで横になった。 　結論をいうとそれから出張終わるまで何にもなかった。 　俺も後輩ももう1人も普通に仕事して普通にメシ食って風呂入って熟睡した。 　2週目の金曜に3人でキャバクラ行って後輩が宿の話して、何やら曰く付きだとお姉ちゃん言ってたけどやっぱり何にもなかった。 　昔から心スポ巡っても補導のおっちゃんしか遭遇しなかった俺は何かに守られているのかもしれないが、敢えて言わせて貰おう。 　騎乗位ちゃんに乗られたかった。 　風呂で背後に立って欲しかった。 　なんならそのまま背中流して欲しかった。