
長編 emoji_events 殿堂入り
リアル 前編
匿名 5時間前
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に電話をかけていた。
祖母からすぐにS先生に相談が行き(相談と言うよりも助けて下さいってお願いだったらしいが)、最終的にはS先生がいらしてくれる事になっていた。
ただし、S先生もご多忙だし何より高齢だ。こっちに来れるのは三週間先に決まった。
つまり、三週間は不安と恐怖と、何か起きてもおかしか無い状況に居なければならなかった。
そんな状況だから、少しでも出来るだけの事をしてないと気持ちが落ち着かなかった。
◯◯が電話を折り返してきたのは夜11時を過ぎた頃だった。
◯◯「待たせて悪いね。知り合いに相談したら連絡入れてくれて、明日行けるって。」
俺「明日?」
◯◯「ほら、明日日曜じゃん?」
そうか、いつの間にか奴を見てから五日も経つのか。不思議と会社の事を忘れてたな。
俺「分かった。ありがと。ウチまで来てくれるの?」
◯◯「家まで行くって。車で行くらしいから住所メールしといて」
俺「お前はどーすんの?来て欲しいんだけど」
◯◯「行く行く」
俺「金、後でも大丈夫かな?」
◯◯「多分大丈夫じゃね?」
俺「分かった。近くまで来たら電話して」
何とも段取りの悪い話だが、若僧だった俺には仕方の無い事だった。
その晩、夢を見た。 寝てる俺の脇に、白い和服をきた若い女性が正座していた。 俺が気付くと、三指をつき深々と頭を下げた後部屋から出ていった。
部屋から出る前にもう一度深々と頭を下げていた。
この夢がアイツと関係しているのかは分からなかったが。
翌日、昼過ぎに◯◯から連絡が来た。 電話で誘導し出迎えた。
来たのは◯◯とその友達、そして三十代後半くらいだろう男が来た。
普通の人だと思えなかったな。 チンピラみたいな感じだったし、何の仕事をしてるのか想像もつかなかった。
俺がちゃんと説明していなかったから両親が訝しんだ。 まず間違いなく偽名だと思うが男は林と名乗った。
林「T君の話は彼から聞いてましてね。まー厄介な事になってるんです。」
(今さらですまん。Tとは俺、会話中の彼は◯◯だと思って読んでくれ。)
父「それで林さんはどういった関係でいらしていただいたんですか?」
林「いやね、これもう素人さんじゃどーしようもなぃんですよ。
お父さん、いいですか?信じられな
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- 怖すぎるんですけど、、こわがりナイト
- 膝の上に手置いてんのかわいい。まさお
- コピペ載せておもろい?環七
- 林どうした?!みー
- 普通に見た事あるたくみ
- なんだ。この話かイプシロン
- 最後までーくわはらあゆむ
- なんだ、ただの雛見○症候群か
- 面白すぎ!久々こうゆうのキタ。なんか落ち着く。みぃ
- 怖い(T ^ T)後半も見たい、いつ書くの?(((o( ˊᵕˋ )o)))