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リアル 前編
長編 emoji_events 殿堂入り

リアル 前編

匿名 2013年1月8日
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の代わり、発疹が大きくなっていた。 今でも思い出す度に鳥肌が立つほど気持ち悪いが敢えて細かな描写をさせて欲しい。 気を悪くしないでくれ。 元々首の回りの線は太さが1cmくらいだった。 そこが真っ赤になり、元々かなり色白な俺の肌との対比で正しく赤い紐が巻かれているように見えていた。 これが3日前の事。 目の前の鏡に映るその部分には膿が溜まっていた。 …いや、正確じゃないな。 正確には、赤い線を作っていた発疹には膿が溜まっていて、まるで特大のニキビがひしめき合っているようだった。 そのほとんどが膿を滲ませていて、あまりにおぞましくて気持ちが悪くなりその場で吐いた。 真水で首を洗い、軟膏を母から借り、塗り、泣きながら布団に戻った。 何も考えられなかった。唯一つ「何で俺なんだ」って憤りだけだった。 泣きつかれた頃、携帯がなった。◯◯からだった。 こういう時、ほんの僅かでも、希望って物凄いエネルギーになるぞ? 正直、こんなに嬉しい着信はなかった。 俺「もしもし」 ◯◯「おぉ~!大丈夫~!?」 俺「ぃや…大丈夫な訳ねーだろ…」 ◯◯「ぁー、やっぱヤバい?」 俺「やべーなんてもんじゃねーよ。はぁ…。っつーか何かないんかよ?」 ◯◯「ぅん」 ◯◯「地元の友達に聞いてみたんだけどさ~、ちょっと分かる奴居なくて…、申し訳ない。」 俺「ぁー、で?」 正直、◯◯なりに色々してくれたとは思うがこの時の俺に相手を思いやる余裕なんてなかったから、かなり自己中な話し方に聞こえただろう。 ◯◯「いや、その代わり、友達の知り合いにそーいうの強い人がいてさー。紹介してもいいんだけど金かかるって…」 俺「!? 金とんの?」 ◯◯「うん、みたい…。どーする?」 俺「どんくらい?」 ◯◯「知り合いの話だととりあえず五十万くらいらしい…」 俺「五十万~!?」 当時の俺からすると働いているとはいえ五十万なんて払えるわけ無い額だった。金が惜しかったが、恐怖と苦しみから解放されるなら…。 選択肢は無かった。 俺「…分かった。いつ紹介してくれる?」 ◯◯「その人今群馬にいるらしいんだわ。知り合いに聞いてみるからちょっと待ってて。」 話が前後するが、俺が仏像の前で南無阿弥陀仏を繰り返していた時、母は祖母

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  • 怖すぎるんですけど、、
    こわがりナイト
  • 膝の上に手置いてんのかわいい。
    まさお
  • コピペ載せておもろい?
    環七
  • 林どうした?!
    みー
  • 普通に見た事ある
    たくみ
  • なんだ。この話か
    イプシロン
  • 最後までー
    くわはらあゆむ
  • なんだ、ただの雛見○症候群か
  • 面白すぎ!久々こうゆうのキタ。なんか落ち着く。
    みぃ
  • 怖い(T ^ T)後半も見たい、いつ書くの?
    (((o( ˊᵕˋ )o)))
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