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短編
晴れた日の雨
短編

晴れた日の雨

2020年9月19日
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あまり怖い話とは自分でも思いませんし

ジャンルが違うのではないかとお叱りを受けるかもしれません。

自分にとっては不思議な体験ですのでこちらに書き込ませていただきました。

私の父は無縁仏として合同墓地に入れられていました。

小学校低学年に別れたきりでしたが

小学6年の頃に父が死んだと聞かされました。

父は遠い診療所に入れられていたと聞きいていました。

母は父に最後まで子供を合わすことはありませんでした。

子供に変わり果てた父を見せたくなかったのか、それとも復讐心で合わさなかったのか今はもうわかりません。

父は最後まで子供に会いたがっていたそうです。

私は大人になってから何度か父が亡くなった地方の診療所をあたり遺骨を探していました。

母がある宗教団体が管理する墓地でお墓を購入したからです。

本人は自分が入るためと言っていましたが。

真意はわかりません。

遺骨を探していることは母には内緒にしていました。

何年か後に父の遺骨の在り処を突き止めました。

何とか手続きがすみ父の遺骨を引き取る日がきました。

ある初夏の日に迎えに行きました。

そこは大きな仏舎利で中が空洞になっており

そこに無縁仏の遺骨がたくさん収めてありました。

今は思えばあんなにたくさんの遺骨の中で手に取りやすいところに遺骨があったのは職員の方が前もって準備してくれていたんだろうと思います。

実は父には借金があり遺骨を引き取る迄私は遠い親類だと嘘をついていました。

けれど遺骨を手にした瞬間に涙が止まらなくなりました。

一緒に来てくれていた職員の方に全て事情を話しました。

その方は快く許してくれました。

その時、真っ青に晴れている空から雨がパラパラと落ちてきました。

頭上には雲ひとつなく不思議でしたが

とても優しく降る雨だったと覚えています。

職員の方がきっとお父さんが嬉し泣きしてるんだよと慰めてくれました。

私もそう思いました。

はじめて親孝行できたのかなと少し嬉しくなりました。

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はじめまして、よろしくお願いします。

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