
中編
付いてきた爺ちゃん
匿名 2日前
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ルと、自分のタバコを2本テーブルに置いて就寝。念のため電話の元線は引き抜いておきましたが。(笑)
私は、爺ちゃんは車に一緒に乗ってきたんだと思ってます。 闘病中も、「旅行がしたいなぁ。皆んなでなぁ。」といつも言ってたし。 それに、火葬場から葬式会場に戻る時にお骨と御位牌を運んだ車でI県に行ったので。不気味ながらも、なんとも不思議な体験でした。
余談ですが、次の日の朝に改めて受話器を取って音を確認したところ雑音はせず、普通の電話の様に「ツーーー」と音がするのみ。また、内線のアラーム機能を前の宿泊客が設定した可能性も考えられたので、そちらも確認。機能しなかったので、念のためフロントで直接聞いたところアラーム機能は上手く機能しないとのこと。さらに、実はホテル側の手違いで、会社で予約してもらってた部屋が埋まっていたらしく、お詫びとして私の泊まる部屋だけその日のみ、最上階のちょっとお高めの部屋になっていたとのことでした。例のアンティーク調の電話は最上階の部屋にのみ設置されており、他の部屋のものは至ってモダン調の普通の内線電話。2日目以降、部屋も変わり不可思議な出来事はありませんでした。
誘われている様な、偶然とは思えない様な巡り合わせですよね。 爺ちゃんなりのお別れの挨拶だったんだと、今では思うことにしてます。
ただ、爺ちゃん、、、もうちょっと時間帯気にして欲しかったな。。
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- 何を言ってるのかね、丑三つ時は幽霊にはぴったりの時刻でしょ