昔、近所にレンタルDVDやコミックの店が有り常連とは言えない迄も見逃した新作をそこで借りてました。自宅の裏手に昔の田んぼを整備して出来た用水路後の細い裏道で3分位でした。同級生以外近所でも家族付き合いが居ない家もそこかしこに建っており家族構成も知らない網戸のちょっと破れた自転車と白い車の有る家が途中に建ってました。そこのレンタでホラーは高い頻度では借りないのですが怖いので昼間に見る予定で借りてました。レンタでホラーを借りに行く途中でその家の前で茶髪にジーンズ姿の若い女性が家に入る途中目が合い向こうはにっこり笑いました。女性がドアノブに手をかけるのは見えたのですがホラーを借りて帰るとき見たら、引き戸の玄関でした。その次も閉鎖病棟の少女の精神科ホラーを借りた時もその前にその家にツインテールの女子高生が自転車で到着しやはりドアノブで入るのが見えたのですが、ホラーを見るとツインテール女子高生がヒロインでした。その後レンタルは閉店になりドラッグストアが開店してから店に行く頻度も高まりその家の家族構成も50代位の子供も自立した夫婦だけらしい事が分かりました。あの時ホラーを借りる時だけ霊が引き戸でないドアノブで出入りした異界の扉だったと言う事ですが今はその面影は無いです。