
長編
コピペ そもそも、死に方が普通じゃない
匿名 3日前
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ンツはタクシーやら代行やらで帰宅し、
Aさんは徒歩で事業所を通り抜け、裏門を出て事業所裏の住宅地ににさしかかった。
田舎なので街灯があまりない暗い道を歩いているとき、ふとAさんは違和感を感じてある家の塀を見た。
塀の上に顔だけ出して、Aさんを見ている人間がいた。
思わず立ち止まってしげしげと眺めると、それは40ぐらいの女だったが、その表情が異常だった。
ニヤニヤといやらしい笑いを浮かべて、Aさんを見ていたらしい。
Aさんは、なんだこいつ?と思ったが、その家に住む精神を病んだ女なのだろうと判断して、
興味を持たれても困るので、目を合わせないようにして、その塀の脇を抜けて行った。
塀から数メートル離れてから振り返ると、女はやはりAさんに向けてニヤニヤ笑いを浮かべ続けていたそうだ。
Aさんはせっかくの楽しい気分も台無しになって、胸糞の悪い思いで帰宅した。
週明けにAさんから話を聞いたBさんは、「関わり合いにならないように気をつけろよ」と助言して、
その話はそれっきりになったはずだった。
しかし、四日後、Bさんは切迫した顔つきのAさんから、帰社後に例の飲み屋で話を聞いてくれと持ちかけられた。
何か尋常じゃない雰囲気を感じたAさんは、
その日に済ませたかった仕事を翌日に回して早めに帰社し、飲み屋へ向かった。
305 :3/6:2010/09/15(水) 12:42:13 ID:2wgnOYMq0
「何があったんだ?」
「あの女がまたいた!ニヤニヤと俺を見てやがった」
「どこで?」
「東京だ。山手線に乗っていたら、
反対側のホームの人混みの中で、ゴミ箱の向こうから顔だけ出して、また笑ってやがったんだ」
話によると、日帰り出張の帰りの電車の中でそれを見たらしい。
電車はもう動き始めていたため、どうすることもできなかったとのことだ。
Bさんはここにいたって、Aさんが何か精神を病んでいる可能性を疑ったらしい。
その精神異常者の女がAさんに執着したとしても、部外者にAさんの出張日程や出張先など分かるわけもなく、
尾行していたとしても、Aさんがいつごろそこを通るか、どの車両に乗っているかなどを、
考えて先回りするなど不可能なはずだ。
その女はAさんの幻想なんじゃないのか。
「お前、何か悩んでいるんじゃないのか?」
しかし、Bさんがそう聞くと、Aさんはその女のこと以外に悩みなどないと言う。
実際、
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- んーー、オチが弱い!惜しい作品!びびり
- ストーカータイプは最悪なものですNanoarchaeum
- きょわいーヤス