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短編
Nバッグの女の子
匿名
Nバッグの女の子
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Nバッグの女の子

匿名
2015年10月17日
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私は中学から家に帰るためバスを利用していました。その日はとても疲れていてバスで眠ってしまったのです。 ぱっと目が覚めたら自分の降りるバス停を過ぎようとしているところでした。私は慌てて降りるためのボタンを押しましたがすでに手遅れだったようでバスの運転手さんは私に気づかずバス停を過ぎてしまいました。ですが私はどうしてもそのバス停で降りなければならない用事があったので「すみません止まってください止まってください‼️」とバスの中に響き渡るような大声を出し止まってもらいました。あまり待たせるのも悪いので急いで財布からお金を取り出して焦っているとちょうど1番後ろの席で私の隣にいたエヌバックを背負った女の子が「傘忘れてますよ」と私に傘を差し出しました。その時はありがたく思い「ありがとう」と言って傘を受け取りましたが私はある不思議なことに気づきました。その女の子はまだ暑いお昼なのにも関わらず分厚い緑色のジャンバーを着ていたのです。そして両膝をひどく怪我しています。私はそのことが少し気になりましたが早く降りなければならないので、バスから降りました。降りた後バスを振り返ると傘を差し出してくれたあの両膝をひどく怪我をしていた親切な女の子はバスにはいなかったのです。私は急に怖くなり走って家に帰りました。

後で気がつきました。私が降りたバス停は病院前であったことに。

あの少女は一体何だったのでしょうか。皆さんもバスでエヌバックを背負った少女を見たらその子の身なりをよく観察してみて下さい。両膝をひどく気がしていたとしたらもしかしたら私の見た少女かも知れませんね。

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