
小学校のときの林間学校での体験談。
林間学校で行った場所はあたりに山と森、川以外にほとんど何もないような場所だった。
夜7時からキャンプファイヤーが始まり、はじめはまだ外が明るかったものの時間が経つにつれて暗くなっていた。
はじめのうちは、歌やダンスなどで盛り上がっていた。
後半に入りあたりがすっかり暗くなると、誰かの話を聞いたりと静かなムードになっていた。
そして出し物の最後では、怪談話の朗読があった。
それは「登場人物の友人が交通事故で死亡したことや、事故で死んだはずの友人が現れる」という内容だった。
キャンプファイヤーの炎以外ほとんど見えない中で、話す怪談話は臨場感があってその場に百人近い子供がいるにも関わらず怖く感じた。
その場のみんなが黙って話を聞いていて、さっきまで踊って騒いでいたのが嘘みたいだった。
そして朗読の話のクライマックスにきたとき、キャンプファイヤーの炎が突然ブオッと倍近くに大きくなり、子供たちの悲鳴が響いた。
炎はすぐに元の大きさに戻ったが、子供たちの一部がザワザワ騒いでいた。
キャンプファイヤーの炎は開始から1時間も過ぎると下火になっていき、そのあとは燃料の薪もなくなったので誰もキャンプファイヤーに薪などを追加する人はいなく、また風が吹いていた訳でもない。
キャンプファイヤーの炎が突然大きくなった理由は不明だった。
またこれは後で聞いた話だが、キャンプファイヤーの炎が大きくなった瞬間、炎の中に大きく男の顔のようなものが映ったらしい。それは怪談話の朗読が「そこには私の彼が・・」のように主人公(女)と親しい男が死んだにも関わらず現れる場面だったという。
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