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長編

一人で遊ぶ女の子

たいき 4日前
怖い 709
怖くない 565
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見るからに廃屋の建物に何故か子供ながらにその子の家と勘違いして 家に逃げ込んだんだと思い込み、しばらく待った。 その子が出てくる様子がなかったので俺も祖母の家に帰った。 その日はそれでおわり。 数日たったある日、俺は祖母と近くのスーパーで買い物に来た。 祖母がお菓子を1つだけ買ってくれると言い、俺は一人お菓子コーナーでお菓子を選んでいると、 後ろから誰かに背中を叩かれた。 振り返ると、その女の子だった。 追いかけるとまた後ろ走りで逃げる。 何回かそのやりとりを繰り返してたが、 婆ちゃんに早くお菓子持ってこいと言われたので、俺は逃げてったその子を追わずバイバイも言わず婆ちゃんと帰った。 また数日たったある日、 今度は祖母の家からだいぶ離れた市場に祖母とバスに乗って買い物にきた。 婆ちゃんは俺そっちのけで自分の買い物に夢中で俺は婆ちゃん見失わないように待ってた。 するとまたその日も後ろから背中を叩いてくる奴がいる。 振り返ると、またその子だ。 また会った。こんな所にも来るんだと子供ながらに思い、また少しその子と例の鬼ごっこみたいなやりとりをして遊んだ。 その子はいつも一人でいる 場所が今までと違い、いつもより遠い場所だったので、子供ながらに不思議な気持ちで 「誰と来たの?お母さんは?」とその子に話しかけてみたけど、 その子は何も喋らず、いつものように笑顔で後ろ向きに俺を見ながら走って逃げていくだけだった。 その日もその子と話す事が出来ないまま俺は買い物が終わった婆ちゃんとバスに乗って帰った。 それから一年くらいその子と会うことはなかったし、突然後ろから背中を叩かれることもなくなった。もちろんその子の名前も歳も知らない。 そんな中、俺が朝、母親に祖母の家まで車で送られてる道中、例の廃屋の前を通ったら、 廃屋の前の砂利で一人で遊ぶその子を見かけた。 声をかけようとはしたが、間に合わなくそのままその子に気付かれる事なく車で通りすぎた。 祖母の家に着いて、急いであの廃屋の前まで行けば良かったけど、俺は他の男の子と遊んでしまった。 しばらくして友達つれてその廃屋に行ったけど、その子はもういなかった。 その後も何度かその廃屋の前まで一人で行ったりしたけど、その子はいつもいなく、仕方なく、一人で砂利で花摘みをして 廃屋の入り口の所に摘んだ花を置いて帰った。 俺が来たぞと言う印 何度か通ったがその子に会

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  • 何だか切ないですね!
    うんこりん
  • 読んで1ページ目でオチが詠めた。こわいというか、かなしい話。
    夢幻
  • 怖くはなかったけど 怖いにポチッ
    たまちん
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