
中編
ぐるぐる
匿名 2日前
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ついたら掃除機の音もなくなっていました。
5時ごろに眠くなってきて、そのまま二度寝して、朝7時すぎに起き、8時に部屋を出ました。
部屋のドアを開けてふと、非常口が気になり、非常口のドアを開けてみました。
非常口はコンクリートうちっぱなしで、奥に正方形の窓が一つあるくらいで、薄暗かったのを覚えています。
そして、非常階段があるのかと思って探したのですが、階段ではなく、床に非常ハシゴがあるタイプでした。
そして、ふとドアの手前の右側を見ると、古いホコリが溜まった掃除機だけ1つ置いてあったのです。
ちょっと気持ち悪くなってすぐにドアを閉めて逃げるように帰りました。
もうそのホテルには泊まっておりません。
後日談:
- 帰り道に夜のことを思い返してみて思ったのですが、あの時のドアからの光を遮るように人が動いているように見えたということは、掃除機を掛けていたのは部屋の中なのではないでしょうか? 掃除機を掛けるのに客が寝ていたので、客を起こして、掃除機を掛けた?働き者の掃除のおばあちゃんということなのでしょうか? 調べてみましたが、特にホテルに曰くがあるわけではなさそうでしたが、古いホテルなので、昔に何があったかまでは知る由もありません。
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