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長編

封印されたもの

ぼろぼろ 3日前
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て遊んだ。 近所の同じ年くらいの何人かと 友達になっていたので 毎日、退屈はしなかった。 夕食は私と弥生ちゃんだけ 6時半くらいに食べていたので 私達の食器は私達で洗った。 その後、弥生ちゃんと一緒に お風呂に入って後はテレビを見たり 絵本を読んだりして9時から 9時半には寝るという本当に 規則正しい生活を送っていた。 そんな日々を送っていた 私と弥生ちゃんだが、 いよいよ帰る日が やってきた。 二学期が始まる一週間ほど前 だったと思う。 家に帰るとスグに日常に戻った。 一ヶ月も家族と離れていたのに ギャップも違和感も無かった。 月日は流れ、私が成人式を迎えた時 祖母は他界していたが、祖母が生前に プレゼントを用意してくれていて それを母から渡された。そして、 今だから言うけど… と言いながら 話し始めた。 「小学一年生の時、青森の親戚の家に 預けられていた事、覚えてる?」 私は頷いた。 その時は、預けられたという事しか 覚えていなかった。多分、青森から 帰ってきてから何故か誰も その事に 触れなかったから私の記憶から 遠退いてしまったのだと思う。 そして、私が預けられた本当の 理由が母から語られた。 私は霊媒体質だったのだそうだ。 ただ、受けるだけ受けて それを回避する術(能力)は無かった。 このままだと命に危険を及ぼす事も 無きにしもあらず、という事で 早いうちに対処しようという事だった らしい。 色々と当たってみたところ、 昭子おばちゃんが相談していた お寺の ご住職が引き受けて くれる事になったそうだ。 私は全く覚えていないが、 預けられる前に ご住職が 家まで尋ねてくれたそうだ。 そして、 「これは少し時間が必要です」 と言われ、直接、お寺に出向いて もらうのが最も早道だという事で 私は昭子おばちゃんの家に 預けられる事になったそうです。 従姉妹の弥生ちゃんにも その気が少しあったようで 話し合いの結果、二人とも 預けられる事になったそうです。 母は、反対したそうです。が、 このままだと普通の生活が 送れなくなるだろうと言われた そうです。 一方的に受けるだけで 回避する能力が無かったので、 将来、修行して その道に入るか 今の体質を封印してしまい、 普通の生活を送るか… どちらかの選択を迫られ、母も 封印する事に同意したそう

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  • 赤ちゃんでも飛行機乗れますよ
    かい
  • 赤ちゃんでも飛行機乗れますよ
    かい
  • なぜか納得笑笑
    ©︎komu
  • もし冷媒体質だったのであれば、修行を積んで霊媒師に慣れたのかも!でも、将来のことも考えてそうなさったんですね。
    ぼんばー50
  • 40年も前の話です。 車も一家に一台という時代では ありませんでした。 北海道の田舎に住んでいましたし 大人でも飛行機に乗ったという話は 私の周りでは聞いた事のない環境 でしたから。 何の疑いも持ちませんでしたよ。笑
    お母たん
  • 小1で飛行機に乗れる年齢に達していないって、おかしくないですか? 帰国子女だけど、もっと幼い子供も一緒に来ていましたよ?
    みんみん
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