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長編

キャンプ場での話

ホラー 4時間前
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ずFは懸命に地面を掘り返してる…何かを言いながら… 何か…短い…ホイ?…ホイと言ってるのか? 掘りながらホイホイ言ってる? Aに聞いてみても分からないらしい…Aもあれから黙ったままだ。 Fは一目散に相当掘って、自身の身体が地中に埋まるくらいまで掘り返してる。 時間は4時をとっくに回ってる。 だが、時間の経つのは凄く早く感じる。 それだけこの光景が斬新だったからだろう… …と、突然バキッ!っと割れる音がした。 バキバキッ!…木?…棺桶か? どうやらそうらしい、Fは完全に墓荒らししてる! 金目モノでも盗むつもりらしい。 …しかし、その次には奇妙な音が聞こえた…ポキッ! …ゴリゴリゴリゴリ…ポキッ…ゴリゴリゴリ… なんだ?あの音は? 辺りはもう明るくなり始めて、時計は5時をを回ってる。 さすがに見にいくわけにも行かず、帰るわけにも行かず2人して奇妙な音を聴きながら時間を潰した。 奇妙な音が聞こえてから30分ほどした後、Fは穴から這い上がり、来た方向へ歩き出した。 俺らは横に回り込んでるので、奴を右から左へ歩いてるのを見てる事になる。 Fの姿が完全に見えなくなったので、その墓標を見に行く事にした。 土が被さってるものの、案の定、墓は荒らされ木製の棺桶もバキバキに折られてる。 古く腐ってるから容易に割れるんだろう。 そして、その棺桶の中にある白骨は散乱してるが、どうやらFは、この骨を喰ってたようだ。 奴が言ってたのはホネだったのか。 さっきの墓掘りの光景があまりにも恐怖過ぎて、明るくなったこの光景は、怖さよりも無惨の一言だった。 俺とAは、この事実をサークルメンバーに報告して、信じないだろうからここまで連れて来ようと決めて、キャンプ場へ戻った。 キャンプ場へ着いたのは6時、もうすっかり明るい。 メンバーも起き出してる。 全員が起きたのを確認して、さっき体験した事を説明し始めた。 当然ながら皆な信じない、「は?何言ってんの?お前光線」を浴びつつ、Fを見ると…あれ?…Fがいない!? …Fはそこにはいなかった。 帰ってるとばかり思ってたが… 後から分かった事だが、メンバーに確認すると、Fを誘って連れて来た奴はいないことが分かった。 そしてFの友達や知り合いも、もっと言えば知ってる奴はいなかった。 どうやって俺らがこのキャンプ場へ来たのか? Fが勧めただけだ…

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  • うーん… ないですね?
    ママちゃん
  • 怖い怖い怖い!!!
    うんこりん
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