
中編
頭痛部屋の住人
匿名 3日前
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わたしは訪問介護の仕事をしており、仕事柄色々なお宅にお邪魔します。
これは訪問したお宅の実話です。
今回のお宅はwさん。古い木造アパート1階。
生活保護を受けていて、男性2人暮らし。
週に1回の訪問という方でした。
わたしの投稿を読んで下さった方は、おわかりでしょうが、
わたしは霊感があります。
このwさんのお宅に伺う時に、必ず頭痛がします。お宅の500メートル手前から頭痛が始まります。
プライベートで近くを車で走った時にも頭痛がします。
わたしは直感で、
「この部屋はあまりよろしくないな」
と思っていました。
wさんは話がとても好きで、昔、医療系の会社を経営してた事や、家族の事、政治の事など色々と話します。
その中で部屋の話をしてくれたことがあり、前の住人が「自殺をした 」と話してくれました。
わたしは「やっぱりか」と思いました。
こういった部屋にはよくない気が渦巻いていて、よくないものが集まる気がします。
同居人の男性もただならぬ雰囲気を持っており、
色々とwさんから聞かせてもらいました。
外で話をして仲良くなり、wさんが勝手に住まわせたとのこと。
まず、同居人は多重人格で元ホームレス。
部屋の壁のあちこちに穴が空いていたり、テーブルに凹み、天井にも穴、タンスにも穴が空いておりました。
すべて同居人が突然暴れ出しやったらしいです。
警察の方が暴れるたびにきて、同居人を連れて行き一日警察で預かった後、何もなかったように戻ってくるとのこと。
wさんはそんな話を楽しそうに血を吐きながらしていました。
タバコもよく吸っていたので、肺癌だったのだと思います。
wさんは一年前くらいに亡くなりましたが、その同居人がどうなったのかは知りません。
wさんが話していた事で、一番印象に残っている事を思い出したので書いておきます。
wさんは自身の身体を壊した原因が、
「人の悪いところを気で治したからだ」
といっていました。
お師匠さんなる人から、気の練り方を教わり、身体の悪い人に気を入れてあげていたらしいです。
人に気を入れると自分に悪い気が入ってきて、相手はよくなるが、自分は悪くなるとの事。
がん末期の知人に気を入れて、呼吸困難になり死にかけた事があると言ってました。
わたしは気を操る人に介護の仕事で3人出会いました。
wさんの言うことは本当だと思います。
訪問介護スタッフの胸を
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