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長編

Yの間

匿名 4日前
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中に目が覚めてしまい、必死に「ねろ~」と、暗示をかけていました。目を開けるとすぐ目の前にある襖の染みが怖かったことを思い出します。そして見なければいいのにやっぱりベランダの方を私は気になって向いてしまいました。 すると、 締めたはずの窓が開いていたのです。 開いた窓から吹いた風にベランダにかけられた、薄茶けたカーテンが揺らめいていました。 そっからはもう怖くなって、目をつぶって頑張って寝ました。 次の日女子全員で「誰が窓開けた会議」をし、結局誰も窓を開けていないことがわかり、夜の見回り担当の先生も窓は開けていなかっったらしく、まさにどいうこっちゃ状態でした。 時間は過ぎて帰りの船に乗っていた時の事です。その日の朝に若干体調を崩してた、友人の女の子が回復したのか私が座っていた席の近くに戻り席に座りました。 その子は学年では霊感がある子ことで有名な子で精神的な理由から体調不良にもなりやすい体の弱い子でもありました。 たまたま私が座っていた席では例のベランダの話が持ち切りで、その子も私のクラスだったので一緒にその晩寝ていました。 私が夜中にあった出来事を話すと、周りの子たちがこう言い始めました。 ある子は、 「うちもさ、夜中目覚めてベランダ見たら開いてるからそれでびっくりしたんだけど、実はなんかカーテンの所に髪の毛見えたんだよね。怖くなって布団潜ったんだけど」 またある子は、 「実は私も夜中覚めてベランダ見て、そしたら格子のとこになんか白い…手?みたいなのが見えて寝たふりしたけど結局それで目が覚めて、朝まで布団中で起きてたー」 そして霊感ある友人もやっぱり見ていたらしく 「髪が肩位の女の人がベランダの格子によっかかってた。でもあっちの方はあんまりこっちに興味なさそうだから大丈夫」 といっていたので、私含めた周りの女子は怖い怖いといいつつ自分たちに害はないと安堵しました。 霊感ある彼女曰く、自分の体調不良は前日からのものだそうで朝に悪化して帰るころに急によくなり持ち直したそうです。 私が「風邪でも引いていたのか?」と聞くとその子は「違う」といって首を振りました。「あてられたのかも」と船を降りるときに言いました。 しばらくして学校でその時の話を彼女に聞いたのですが、 合宿場にいく山道の途中、あの沢のあたりの茂みに、こちらをずっと見る30代くらいの女の霊が居たそうです。(ベランダのとは別人) そこから山道路登っ

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