
中編
幽霊ホテル
み 3日前
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最近、泊まった古いホテルでの話
まず初日に夕方にチェックインした、部屋に入ると台の上に一本の長い髪の毛があった
他は綺麗に掃除してるから不思議に思った
まるで何かを暗示してる様やった..
日にちが変わったくらいに出かけて帰ってきたら近くの部屋がうるさい
壁を蹴ってる様な暴れてる様な音
(うるさいな)と思いながら俺も壁を蹴ったり叩いたりしてた
しばらくして眠くなりウトウトしてたらトントントンと近くで扉を叩いてる音がした
横の部屋か、俺の部屋か?
音は止んだからほっといた
(迷惑なキチ●イみたいな奴がおるな)と思った)
朝、起きてフロントに使用したバスタオルを返しながら言った
「夜中に騒いでる変な奴がいてうるさい」
「お部屋を変えますか?2Fなら開いてますけど」
俺が止まってるんは2Fで部屋を真ん中辺りから奥の角部屋にしてもらった
部屋に戻り移動する準備をしてると隣の部屋から中年っぽい独り言と咳払いが聞こえた
部屋を移動し出掛けて帰ってきて風呂飯を済ませ早めに寝ようとしたらまた日にちが変わったくらいに暴れてる様な音がしだした
ソイツはカチャカチャカチャと音を立てながら近くの部屋を出たり入ったりしてる
何かを呟いたりしてる
(迷惑な奴やな)
俺は流石に言おうと勢いよく扉を開けた、誰もおらず静寂な廊下だけがあった
その時から感じだした
(もしかしたらコイツは生きてる人間じゃない)
結局、朝までうるさかった
起きた俺もガチャガチャしていた
相変わらず暴れてる様な音が聞こえる
うるさいから俺も壁を蹴ったり大音量で音楽を流したりしてた
買い物に行くついでに昨日とは違うフロントのオバちゃんに言った
「昨日も言ったけど近くで夜中騒いでる奴がうるさい」
オバちゃんは不思議そうな顔で答えた
「え、お客様の部屋の近くに泊まってる方はいませんけど」
「え、絶対ウソや」
オバちゃんは見取り図みたいなんを見してきた、そこには俺と離れた位置に一人の客しか泊まってなかった
俺は絶句した..
更に話してくと昨日の真ん中の部屋の時も俺の横隣や向かいには誰も泊まってなかったらしい..
「もし良かったら.. 今日の代金をお返ししますけど」
「とりあえず.. 買い物行きながら考える」
買い物しながら(やっぱ生きた人間ではなかったか..)と思った
急いで代わりの宿を探し、ホテルに帰り返金してもらった
問題の部屋に戻り出る準備をしてるとあんなにうるさかったアイ
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- 怖かったです(TдT)ぷー