
中編
お父さんの先輩
匿名 2日前
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俺のお父さんは、中学から高校まで暴走族をやってました。その時にお父さんと仲が特に良かった先輩の家にお父さんの後輩と行った時の話です。
先輩をAさん
後輩をDさんとします
お父さんはDさんを連れてAさんの家に行きました。お父さんは少し霊感があり、Aさんの家には初めて行ったのですが、なんか気持ち悪い感じがしていました。もちろん先輩の家なので気をつかって言えませんでした。
そして、それぞれの武勇伝的なものを話し合ったり、他の人たちの愚痴を言ったりしてなんだかんだ楽しい雰囲気になっていました。そして夜、寝る前にAさんが煙草を吸うと言って外に行きました。Aさんは一人暮らしでアパートに住んでいて部屋の中で煙草を吸いませんでした。
Aさんが戻ってくると、お父さんはAさんの後ろに何か黒いもやみたいなのが見えました。
そして寝る前、そのことをAさんに言おうと決心して、Aさんに言いました。
「ここ、ちょっとおかしくないですか?」
Aさんは何も動じず、
「お前も分かる?ほぼ毎日なんか変なこと起きんねんけどなー。俺幽霊とか出たら締めてKOさせるわw」
とか言って、Dさんはそこそこビビっているようでした。それでAさんは
「おい、Dさん、ビビってんのか〜w」
とからかいました。すると
「いやぁー、ビビってないっすよーw」
と、あやしい笑い方をして寝る用意をしました。それで夜の12時くらいにみんなで床に寝っ転がって寝ました。
しばらくしてお父さんは目が覚めました。するとAさんがうなっていました。お父さんは、嫌な夢でも見てるんかな?と思いながら寝ようとして、ふとAさんのお腹辺りに目がいきました。Aさんのお腹には女の人が乗っていました。青白い顔でAさんをじっと見つめてました。そのままなにも見なかったことにして寝ました。
次の日の朝Aさんにそのことを話すとAさんは話だしました。
「一週間前くらいに俺は後輩4人と心霊スポット行こう言う話になってん。それで近くにある有名な所知っとったからそこみんなで行ってん。まぁなんもなかったんやけどなw家帰ったらテレビを見て寝る用意して、寝ようとしたら部屋の端っこあるやん。そこに誰か立ってんねん。それでうわぁ連れて来てもうたわーと思いながらも寝てん。それからその人?か誰か知らんけどは見なくなってん。そのかわり夢で毎回毎回でてきよって、ずっと俺を見てんねん。まぁ他にも怪奇現象?的なことは多々あったけどなー。」
後日談:
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