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中編

故人の想い

匿名 2日前
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先日、主人と唄を歌いにスナックに 行った時に、そこのママさんから 聞いたお話です。 はじめに少しばかり紹介を。 近所にあるAと言う名前の 小さなスナック。 昼間から営業していて 常連さんはご近所の方が多く、 店に入れば誰か知ってる人が 座ってるって言う 何とも下町らしい和める雰囲気のお店。 ママさんは60歳くらいかな。 TVに出てくるthe関西って言う 元気ハツラツと したおばちゃんと言うより、 常連さんの中には「ママは天然やで。」 って言う人もいて、 ゆっくり口調の可愛らしい人。 名前と生年月日で、その人の何かが分かる 少し不思議なパワーがあるんだとか。 そんなママが話してくれた スナックAが現場となった実話です。 いつものように昼間から開店。 お店の小さな厨房で夜のお客さん用の 炊き出しを作っていました。 薄暗くなる前の夕方、カランカラ〜ン。 店の扉に付けてある鈴が音を立てました。 ママ「はい。いらっしゃ〜い。」 厨房と接客スペースを仕切る暖簾から ママが顔を覗かせると、 知り合いのYさんでした。 ママ「あら?1人ぃ?どないしたーん?」 話ついでに、コーヒーを飲みに来る お客さんもいるのでそう聞いて 炊き出しを作る手を止め、 厨房から出てきました。 Yさん 「○○息子の名前)来てないかなって。」 ママ「今日は来てないで。」 Yさん 「○○(息子の名前)何処かで見なかっ      た?探してんねんけど、いーひんのよ。」 ママ「見かけてないけどなぁ。急な用事でもあるんー?」 Yさん「うん。探してんねん…」 いつもと何処か違うYさんの雰囲気を 感じ、詳しく話を聞いてあげようとしたその時。 それまで全く気がつかなかったそうなのですが、 Yさん、足がない。 (Yさん…足あらへんやん…) 少し動揺したものの、冷静に対応。 ママ「とりあえず、ほら、来てへんから。」 Yさん「うん。ごめんな。忙しいのに。     ありがとう…」 そう言って寂しそうに ふらっと店を出て行ったYさんを見届けた瞬間。 ママ「S!(ママの娘の名前)塩 塩!」 自宅の一階がお店仕様のスナックAの 看板娘のSちゃんも、ちらっと覗いた時に Yさんの姿を確認済だった為、ママの慌てた声に何かあったのか 何で塩?喧嘩?とか思いながら階段を降りて来てくれました。 ※関西に限らずかもしれませんが  喧嘩した相手が帰った時も  

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