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先日、主人と唄を歌いにスナックに 行った時に、そこのママさんから 聞いたお話です。 はじめに少しばかり紹介を。 近所にあるAと言う名前の 小さなスナック。 昼間から営業していて 常連さんはご近所の方が多く、 店に入れば誰か知ってる人が 座ってるって言う 何とも下町らしい和める雰囲気のお店。 ...
山の稜線に陽が沈む頃、ようやく私は目的の駅へと辿り着いた。 木製の古い駅舎は無人駅らしく、改札はおろか駅前にすら人影ひとつ見当たらなかった。 バス停の時刻表を見てみると、一日にたった二便しか運行していないらしく、すでに運行時間を終えてしまっている。どうやら目的地まで徒歩で向かうしかない...
去年の6月頃なんだけど、死んだ母ちゃんが夢に出てきて、墓がどうたらいっている。 なんか胸騒ぎがして、帰省しようと思いつつ、仕事が忙しかったんで帰るのをサボってたら、寺から電話がかかってきた。 集中豪雨で斜面にある俺ん家の墓が崩れかけているって。 慌てて見に帰ったら、本当に崩れる寸前で補強工事を...
ある夏の話。 近所に一人暮らしをしている年配の男性が住んでいました。 その方はいつも近所の人にゴミ出しや騒音に対して注意をしていて、近所の人から少し気難しい人だと思われていました。 その男性がある日、近所の人たちの所に、引っ越すからと“お別れの挨拶”に来ました。 近所の人は、それまで男...
これはつい最近起こった実話。 俺の姉は子供の頃から、猫のぬいぐるみをとても大事にしていた。 確か親父が長期の海外出張から帰ってきた時に買ったペルシャ猫のぬいぐるみで、猫好きでパパっ子でもあった姉はそれを実の妹のように可愛がり『ミミコちゃん』という名前をつけていつも何処に行く時も肌身離さず持ち...
居酒屋を経営する、藤堂はコロナの影響か店の赤字が続いた。 はぁ~このままじゃ破綻する。 客はこない、お金もこない。 給料も払うのが大変で...。 うちの店、店じまいも考えなきゃな。 藤堂はため息をつき、看板をOPENからCLOSEに変えようとしたその時、 あの~すいません。この店開いてます? ...
私は葬儀場のパートとして、働いていました。 主には、親族が泊まるお部屋を掃除したり通夜、葬儀案内、雑用です。 これは私が実際に体験した葬儀場あるあるの、ごく普通の体験かもしれません。 葬儀場で働いていた時、親族のお部屋は全て掃除が終わり、下の階の式場に親族が降りたので葬儀が始まるまで、お手洗い...