
これは数か月前に俺が経験した恐ろしい出来事だ。
かつて俺は、過酷な労働環境の中で働いていた。
毎朝始発に乗り、終電で帰る生活が続き、時には休日出勤も余儀なくされた。
食事もままならず、家に帰ることすらまれだった。
過酷な業務に追われ、頭は常にフル回転。
何かを忘れてしまうことが恐怖で、常に焦燥感に苛まれていた。
ある冬の深夜、仕事から帰り着くと、力尽きるようにベッドに倒れ込んだ。
風呂に入る気力もなく、ただ寝ることしかできなかった。
そんな時、急に一つの仕事のことが頭に浮かんだ。
「しまった! あの案件を忘れていた!」と、焦りが一気に湧き上がる。
しかし、何をしなければならなかったのか、全く思い出せない。
必死に思い出そうとするが、ただ焦るだけだった。
結局、何かを買わなければならないことだけは思い出した。
俺は外に出て、近くのコンビニへ向かった。
だが、何も閃かなかった。
次に総合ディスカウントショップに行くと、ようやく一つの品物が目に入った。
それは自〇用の道具だった。手に取った瞬間、全ての不安が消えていくのを感じた。
「これさえあれば、全てが解決する!」と、俺は確信した。
それから帰宅し、ネットで調べ始めた。
あるサイトにたどり着くと、詳細な手順が書かれていた。
それを見た瞬間、全身に安堵感が広がり、実行の準備を始めた。
だが、実行する前にスマホが鳴った。
画面には非通知の番号が表示されていた。
「無視しよう」と思ったが、気になって電話に出ることにした。
「久しぶり!元気か?」
声は高校時代の友人、Aだった。
彼との会話は楽しく、懐かしい思い出が蘇る。
「同窓会、行かなかったの?」
というAの言葉に、俺は何を必死にやっていたのか考え直した。
このままでは駄目だ。明日、仕事を辞めよう。
気持ちが楽になり、もう焦って何かをする必要はないと思った。
しかし、天井を見ると、そこには自〇用の縄がぶら下がっていた。
「うわっ!」
俺は驚愕してのけぞった。
それは自分が用意したもので、何を考えていたのかが恐ろしい。
後日談:
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