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長編

あの時見た背中を忘れない

2日前
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まだ結婚もしないで、特段辛くない会社に通い、実家暮らしの悠々自適な独身社会人の頃の話。 あれは八月。盆が終わる前日か前々日だったか。 コミックマーケットに一般参加をし、沢山の同人誌を買いあさり、エアコンの効いた部屋で明け方まで読みふけり、そのまま寝落ちした。 そんな私の深い眠りを妨げるように、激しいデスメタルな着メロ音が鳴り響く。 目が覚めると蒸し暑く、エアコンは切られていた。寝てる間に親が切ったのだろう。 汗だくの不快度指数MAX、尚且つ好きだからと言って設定した音楽が今の気分にミスマッチして、多少イラつきながらケータイを取ると、小学校に入る前から親しくしていた幼馴染みからだった。 出不精で人付き合いが宜しくない私が、年に数回会って近況を話す、私にしては親しい間柄の子だったので、やれマルチ、やれ宗教という心配は無い子だ。 私が不機嫌だったので少し怯え気味だったが、寝起きの悪さを謝罪していつものノリで友人に用件を問うと、彼女は安心して軽い雑談の後、近所のカフェに来れないかと聞いてきた。 歩いて数分の所にあるカフェなので、特に用事もなかったし寝覚めのアイスコーヒーは美味い方がいいと考えた私は、彼女の案に即座に快諾し、シャワーを浴び適当な服に着替えてカフェに行った。 盆は近所が帰省組が多いためにカフェは閑散としており、幼馴染をすぐに見つけた。 これからこの幼馴染はAとする。 それから他愛無い話をニ、三していたのだけど、 夏恒例怪談ネタを垂れ流すテレビの話をしだした時、急にAが持っていた鞄に手を突っ込んで、一冊のパンフレットらしいものを机に置き、指でついっと私に向けて滑らせてきた。 何?と、首を傾げると、占い師のパンフレットのようだった。 「先生は凄い方なの。是非あなたに会いたいって」 唐突過ぎて言葉を失った私を置き去りに、Aはいつものおっとり口調から早口で捲し立てるように語りだす。 何を言ってるかいまいちわからないので細かく書けないのだけど、覚えてる限りだと 「私に霊感があり、それを先生にお話しして、彼女が遠距離の透視で私の力を見て驚嘆した。弟子にしたい」 という類だ。 あー、乙乙。カルト乙ーって、Aじゃなくてこれが赤の他人だったら小馬鹿にしながら席を立ってたよ。ただ仲良しのAの口から滑り出したから、私も一瞬言葉を失ってしまったのですわ。 ま、かといって、はいそうですか了解!なんて言う

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  • 母は亡くなってしまったのかな?
    乃濡刃
  • なんか文章カッコつけてて入ってこない。 すげーわかりづらい。
    宮崎文夫
  • ???だから?としか言いようがない。
    名無し
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