
長編
公園
匿名 3日前
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しくです」
私「こちらこそ」
諏「初対面なのに変なこと聞いてもいいですか?」
私「どうぞ」
諏「隣に座った時からなんですけど加藤さんの左側にもう1人女の方がいて私をずっと睨んでるんです」
そんなんわけない。私の左側は壁だ。
そう思いながら諏訪さんを見つめていると
諏「信じてもらえないとは思うんですけど私見えるんですよね。昨日の夜、何かしました?」
私「いいえ、ただ会社が遠いんで早めにこっちきてある公園に止まって寝ましたけど」
諏「これが終わったら一緒にその公園行きましょう」
そう言われ、終わってから2人で公園に向かった。
諏訪さんは着く直前で行きたくないと
急に泣き始めた。しかしここまで来たら行かないわけにも行かないと私だけ降りて辺りを見回した。すると、その公園で野菜やお米などを販売しているお店があった。そこの店員さんなら何か知ってるだろう思いお店に足を向けた。
私「すみません、お聞きしたいことがあるのですが」
店「いらっしゃいませ、どうしました?」
私「この公園にお墓があると思うんですけど何かあったんですかね?」
店「あー。なんか見ちゃいました?」
私「今日の夜中にキーキーキーといった音だけなんですけど、ある人が私の横に女の人がいるって言ってて」
店「そうですか。実はこの公園ができる前は墓地ばっかりの団地みたいなもんだったんです。それを取り壊してまで公園を建てると市長がうるさくて。まあ、この地域には公園ここしかないほど田舎なんですわ。それから公園が完成してから市長は亡くなりました。この公園を建ててくれた業者までもね。誰かの呪いなんじゃないかって話になったんだけどね、この公園駐車料金はかからんしみんな休憩にはぴったりだって止まっていくんです。前にも聞かれたんだけど前の人は見てはいけないものを見てしまったって言ってきましたよ。私は開店から閉店までそれをずっと見ているんだけどね」
私「みてはいけないもの。。?」
店「もし見たいなら今夜泊まっていったらどうですか」
私「は、はあ。」
店「私はこれしか言えません。あ、だけどそれを見てどうなっても知りませんよ」
そう言って店員さんは仕事を始めた。
怖いという気持ちもあったが見てみたい、
そんな感情にかられた。
車に戻ると諏訪さんが泣き止んでいて
すみませんと一言謝ってきてそのまま
諏訪さんは帰宅した。
私はお腹もすいたし近くのコンビニでご飯を買って夜を待った。
そして夜の1
後日談:
- ちなみにですが、 諏訪さんはあの後自宅に帰る途中 事故で亡くなっています。
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- 諏訪さんがかわいそうびびり