
中編
リゾートホテルのアルバイト
匿名 2日前
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私が、高校2年の時に、あるリゾート観光地のリゾートホテルでアルバイトした時に体験した恐ろしい話しです。
私は仲の良い友人4人と小遣い稼ぎに、夏休みの間、リゾートホテルでアルバイトをする事にしました。
アルバイトは、客室の清掃や、宴会場の用意から片付けまであり、バイト終了が深夜までの仕事でした。
アルバイト初日に、専務からアルバイト契約や仕事の説明があり、バイトが深夜ともなるので、帰宅は危険だから、ホテルの旧館の部屋を使っても良いと説明だったので、私達は旧館の部屋を使わせてもらう事にしました。
専務からの説明の後、料理長から、まかない飯はサービスだと言われて、喜んでましたが、ある板前さんが、私達に『旧館を使うのか?』と、話しかけてきました。
その時の声や表情は、すごく不安そうな感じで、私達は、なんとなく気になってしました。
『とりあえず荷物を置きに行こう!』友人のTが言ったので、私達は旧館にむかいました。
旧館は、新館の裏手にあり、少し寂れた感じでしたが、さすがリゾートホテルという感じで、立派なたたずまいとオシャレな雰囲気があり、なぜこんなに立派なホテルを使わないのか、少し疑問に思いました。
私達は、バイト料で、買いたい物や欲しい物の話しなどで盛り上がってましたが、自分達が使う部屋に近づくほどに、なんとなく『違和感や胸騒ぎ』を感じていて、友人達の顔からも、笑顔が消えてました。
部屋の前に立った友人が、『まいったな!』とつぶやき、いつまでもドアを開けません。他の友人が『なんだか俺も嫌なんだよ!』と言いました。
とにかく、夕方3時を過ぎているので、早く準備をして新館に行かなくてはならないので、私達は、気持ちを決めて部屋に入りました。
『なんだコレ!』全員が同じことを感じました!凄く『空気が重くて息苦しい!』早く窓を開けよう!そしてカーテンと窓を全開にしました。
また友人の一人が『ここはヤバい!見てみろよ!』カーテンも窓も全開なのに、外から風が入って来ない!それなのに、カーテンが大きく揺れている!
私達の恐怖心を加速するように、内線のベルが鳴り響き、皆の心臓が止まりそうになりました。
内線に出てみると、板前さんからで、早く新館に来るようにとの事でした。
私達は新館に戻り板前さんに、先ほどの事を話したら、『なんだお前達、専務から聞いてないのか?』と、今までの経緯を教えてもらいました。
専務は
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