
長編
ヒッチハイク1
匿名 2016年8月22日
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程度の崖であり、やれない事はない。
用を足しに来ただけであってくれ、頼む…俺達は祈るしかなかった。
しかし、一向に女の子の泣き声が止まらない。あの子が変態一家にどうにかされるのではないか?それが気が気でならなかった。
847 その11 sage New! 2009/12/24(木) 22:25:32 ID:o41n3rfp0
男子トイレに誰かが入ってきた。声の様子からすると、父だ。
「やぁ、気持ちが良いな。ハ~レルヤ!!ハ~レルヤ!!」と、どうやら小の方をしている様子だった。
その後すぐに、個室に入る音と足音が複数聞こえた。双子のオッサンだろうか。
最早、女の子の存在は完全にバレているはずだった。女子トイレに入った母の「紙が無い!」と言う声も聴こえた。
女の子はまだ泣きじゃくっている。やがて、父も双子のオッサン達(恐らく)も、トイレを出て行った様子だった。
おかしい。女の子に対しての変態一家の対応が無い。やがて、母も出て行って、変態一家の話し声が遠くになっていった。
気づかないわけがない。現に女の子はまだ泣きじゃくっているのだ。
俺とカズヤが怪訝な顔をしていると、父の声が聞こえた。
「~を待つ、もうすぐ来るから」と言っていた。何を待つ、のかは聞き取れなかった。
どうやら双子のオッサンたちが、グズッている様子だった。
やがて平手打ちの様な男が聴こえ、恐らく、双子のオッサンの泣き声が聴こえてきた。
悪夢だった。楽しかったはずのヒッチハイクの旅が、なぜこんな事に…
今まではあまりの突飛な展開に怯えるだけだったが、急にあの変態一家に対して怒りがこみ上げて来た。
「あのキャンピングカーをブンどって、山を降りる手もあるな。あのジジィどもをブン殴ってでも。
大男がいない今がチャンスじゃないのか?待ってるって、大男の事じゃないのか?」
カズヤが小声で言った。しかし、俺は向こうが俺達に気がついてない以上、
このまま隠れて、奴らが通り過ぎるのを待つほうが得策に思えた。
女の子の事も気になる。奴らが去ったら、ドアを開けてでも確かめるつもりだった。
その旨をカズヤに伝えると、しぶしぶ頷いた。それから15分程経った時。
「~ちゃん来たよ~!(聞き取れない)」母の声がした。待っていた主が駐車場に到着したらしい。
何やら談笑している声が聞こえるが、良く聞き取れない。再び、トイレに向かってく
後日談:
- この話は私が体験したのではありません。 今まで数々の怖いお話を読ませて頂いて一番怖かったものを載せさせて頂きました。
この怖い話はどうでしたか?
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- 3回位他でも見た笑さすがにわかるね(´∀`)キャラ濃いしAGE
- 女の子をやっちゃったのはあの一家って事…?まぁさ
- この話し知ってる 二度くらい読んだから もう読まない 外国のホラー映画見たいまゆ
- 凄く怖い!文章も上手。恐怖がじわじわ迫って来ました。最高でした!猫おばちゃん
- 怖すぎやろ(´;ω;`) 夜行バスの中で震えなういずみ
- いもけんぴさんマジですか!!でも本当に怖くて誰かに共感してもらいたかったんです(´×ω×`)あいか
- でも怖いですよねいもけんぴ
- それ僕も上げてるんですけど……いもけんぴ
- やばいめっちゃこわゆめか
- 怖かったです匿名