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長編

ヒッチハイク1

匿名 3日前
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ら、さっきの人の家に無理言って泊めてもらえば良かったかなぁ?」とカズヤ。 確かに先ほどのドライバーは、このコンビニから車で10分程行った所に家があるらしい。 しかし、どこの家かも分かるはずもなく、言っても仕方が無い事だった。 時刻は深夜12時を少し過ぎた所だった。俺たちは30分交代で、車に手を上げるヤツ、 コンビニで涼むヤツ、に別れることにした。コンビニの店長にも事情を説明したら 「頑張ってね。最悪、どうしても立ち往生したら俺が市内まで送ってやるよ」と言ってくれた。こういう田舎の暖かい人の心は実に嬉しい。 それからいよいよ1時間半も過ぎたが、一向に車がつかまらない。と言うか、ほとんど通らない。 カズヤも店長とかなり意気投合し、いよいよ店長の行為に甘えるか、と思っていたその時、 1台のキャンピングカーがコンビニの駐車場に停車した。これが、あの忘れえぬ悪夢の始まりだった。 839 その4 sage 2009/12/24(木) 22:15:34 ID:NNdtlw3F0 運転席のドアが開き、コンビニに年齢はおよそ60代くらいかと思われる男性が入ってきた。 男の服装は、カウボーイがかぶるようなツバ広の防止に、スーツ姿、と言う奇妙なモノだった。 俺はその時、丁度コンビニの中におり、何ともなくその男性の様子を見ていた。 買い物籠に、やたらと大量の絆創膏などを放り込んでいる。コーラの1.5?のペットボトルを2本も投げ入れていた。 その男を、会計をしている最中、じっと立ち読みをしている俺の方を凝視していた。 何となく気持ちが悪かったので、視線を感じながらも俺は無視して本を読んでいた。 やがて男は店を出た。そろそろ交代の時間なので、カズヤの所に行こうとすると、駐車場でカズヤが男と話をしていた。 「おい、乗せてくれるってよ!」 どうやら、そういう事らしい。俺は当初は男に何か気持ち悪さは感じていたのだが、 間近で見ると、人の良さそうな普通のおじさんに見えた。俺は疲労や眠気の為にほとんど思考が出来ず、 「はは~ん、アウトドア派(キャンピングカー)だからああいう帽子か」などと言う良く分からない納得を自分にさせた。 キャンピングカーに乗り込んだ時、「しまった」と思った。 「おかしい」のだ。「何が」と言われても「おかしいからおかしい」としか書き様がないかも知れない。 これは感覚の問題なのだから

後日談:

  • この話は私が体験したのではありません。 今まで数々の怖いお話を読ませて頂いて一番怖かったものを載せさせて頂きました。

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  • 3回位他でも見た笑さすがにわかるね(´∀`)キャラ濃いし
    AGE
  • 女の子をやっちゃったのはあの一家って事…?
    まぁさ
  • この話し知ってる 二度くらい読んだから もう読まない 外国のホラー映画見たい
    まゆ
  • 凄く怖い!文章も上手。恐怖がじわじわ迫って来ました。最高でした!
    猫おばちゃん
  • 怖すぎやろ(´;ω;`) 夜行バスの中で震えなう
    いずみ
  • いもけんぴさんマジですか!!でも本当に怖くて誰かに共感してもらいたかったんです(´×ω×`)
    あいか
  • でも怖いですよね
    いもけんぴ
  • それ僕も上げてるんですけど……
    いもけんぴ
  • やばいめっちゃこわ
    ゆめか
  • 怖かったです
    匿名
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